【女川食堂】黒部市民に愛されし老舗食堂が只者じゃない件

こんにちは、富山人あるのんです。

以前、当ブログの読者であるYさんに教えていただいてから、ずっと気になっているお店となっていました。

最近やっと行くことができたので、今回は黒部市にある老舗の食堂をご紹介させていただきます。

場所は黒部市の富山地方鉄道、東三日市駅のすぐ目の前…と言っても地元民でもないとピンとこないかもしれませんが、わりと細い道を入ってかなきゃいけないので、偶然見つけるのは非常に困難なお店といえるでしょう。

このシブいビル。建った当時はかなりイケてるナウい建築だったものと思われます。

左隣に見える一見スナックのようなお店は『軽食喫茶ちび』で、これはこれで気になる感じの佇まいです。

さて、女川食堂は、と・・・

こ、これは・・・・

この飾り気のない外観はどうだ。

限りなくシンプルな直線でデザインされた建築美。

入り口正面上部と側面上部には縦面格子が設置され、防犯上の理由でもあるのだろうかと身構えさせられる。

そして何も描かれていない無地の暖簾。

入り口上部にある「麺類・丼物 女川食堂」の看板がなかったら、飲食店だということすらわからないのではないか。

と思ってグーグルマップのストリートビューで見たら、それにはちゃんと暖簾に女川食堂の名が書かれてました。きっと何らかの理由があるのでしょう。

さて、それでは暖簾をくぐってみよう。

店内はこじんまりとしていて、座席はテーブルのみ。

これぞまさに「ザ・食堂」というべきトラディショナルな昭和の食堂の雰囲気で、年配の女性2人で切り盛りされているお店です。

日めくりカレンダーも実にポイント高いですよ。

そして、これこれ、これがまたいい。

首振り扇風機。

今や銭湯でもなかなか見ない気がするけど、これがあるだけで不思議と落ち着くのです。

メニュー

ラーメンが550円とは。安い。

メニューはラーメン、みそラーメン、にんにくラーメン、五目ラーメン、チャーシューメン、うどん、月見うどん、鍋焼きうどん、肉うどん、チャーハン、玉子丼、親子丼、カレーライス、ライス、おにぎりなど。

他に期間限定と思われる冷やし中華や、最近復活したという牛すじラーメンもありました。

老舗の食堂は品揃えが多く何でも一通り揃っていることが多いですが、こちらはかなりメニューを絞ってる感じがあります。とはいえ、十分に多いとは思いますが。

セットメニューがお得

単品もリーズナブルですが、セットで注文するとよりお得になります。

セットメニュー価格単品メニューの価格
ラーメンとおにぎり650円ラーメン550円・おにぎり150円
チャーハンとラーメン1,050円ラーメン550円・チャーハン650円
カレーライスとラーメン1,050円ラーメン550円・カレーライス650円
玉子丼とラーメン1,050円ラーメン550円・玉子丼650円
ミニチャーハンとラーメン800円ラーメン550円
ミニカレーライスとラーメン800円ラーメン550円
ミニ玉子丼とラーメン800円ラーメン550円

初の訪問ということで、基本的なセットと思われるものを注文してみました。

ミニチャーハンとカレー 800円

ラーメンは「ザ・食堂」を裏切らないビジュアルだし、チャーハンはよくあるお椀型ではなく雑然とした印象です。

まずラーメンからいただきましょう。

■ラーメン

レンゲなどという甘えたものはなさそうなので、丼を持ち上げてズズズイとスープを飲んでみると・・・

あ、うまい…!

見た目からはかなりあっさりしていて実際あっさりめの味ではあるんですが、出汁が濃厚で鶏の旨味が相当出ています。

油もかなり浮いていますが、この香ばしい風味はもしや鶏油を使ってるのではないかという印象があり、出汁は濃厚ながらあっさりしてじんわりとしたおいしさがあります。

これは酔っ払って食べたらもっと嬉しいラーメンかもしれません。

■麺

麺は柔らかめながらもっちりしていて、何の抵抗もなくするすると入っていきます。

スープに絡んでうまし!

■チャーシュー

このチャーシューを「ボソッとしておまけ程度のチャーシューかな」なんて思ってはいけません。

意外としっとりしていてじんわりといい味が染み込んでいるのです。

■チャーハン

見た目には整っていないものの、味は最高でした。

これほどパラパラなチャーハンを食べたのは人生初のように思います。

味付けがまた絶妙に良く、多めに散りばめられた玉子やチャーシューの他に佃煮っぽくなった細切れのしいたけも入っており、これがチャーハンの味をさらに奥深いものにしているのです。

このラーメンとチャーハンで800円とは、驚くべきコストパフォーマンスの高さ。

近くにあったらぜひ通いたいお店です。

まとめ

このお店は定休日が毎週水・木・第2土曜日で、営業時間も11:00~14:00までと、なかなかに狭き門となっています。

お昼の時間は満席になることも珍しくないそうで、ぼくが訪れたときもわりとギリギリながら4組ほどお客さんがいて、やはり地元の人に愛されるお店なのだと思いました。

スープを飲み干すと知ることが出来る電話番号。

遠くの人が行ってみる際は営業チェックをしてからがいいかもしれません。

お酒を楽しむ人も

Yさんによると、こちらでお酒を飲む人もちょいちょいいらっしゃるようです。

メニューには肴になりそうな単品メニューは見受けられませんが、それでも飲む!というのは酒飲みとしてはなかなか立派な志だと思いました。

このお店でお酒を飲むという行為は、まさに地元スペシャルといえる幸せといえるでしょう。

Yさんがそのお店に行ったとき朝5時まで飲んでいたというおじさんが、黒部で中華そば食べるならここしかないちゃ!」と顔を赤くしながら言われていたそうです。

「お店は見た目で判断してはいけない」ということを改めて実感した次第です。

必ずやまた伺います!

女川食堂
住所:富山県黒部市東三日市2984
電話:0765-52-1097
営業時間:11:00~14:00
定休日:毎週水・木・第2土曜日

2 Comments

Y

わざわざ黒部まで足を運んで下さいましてありがとうございます!
女川食堂ワールドを味わっていただけたでしょうか(笑)

お酒のアテのメニューはないのですが、アルコールメニューを頼むと茹でたウインナーとチーズのおつまみがサービスで出てくるんですよ(内容はその日によって変わります。かまぼことか、鴨のスモークとかもありました)!!

僕もとなりの喫茶店は気になってはいるのですが、まだチャレンジできていません…….いつか突撃してみるつもりです。

あと、黒部でしたら、ゴッツイ豚カツで有名な いわた が有名ですので、是非食べて欲しいです!

返信する
あるのん

その節はどうもありがとうございました。
アルコールにはおつまみがつくんですね!
ビールが650円もするので「ちょっと高いかな」と思ったのはド素人の考えだったのですね。
鴨のスモークって、イメージを超えすぎてかなり気になります(笑)
隣のスナ……喫茶店もかなり気になりますが…。
新しい情報もありがとうございます。ネットで見てみたら本当にすごいですね。
今度行ってみることにします。

返信する

コメントを残す