「締めにラーメンでも食べに行くけ」
我々もすっかりいいお年になったというのに、誰かが口にすると絶対に誰も反対しないという困ったおっさんたち。
既に腹九分以上あってお腹いっぱいのはずなのに、ラーメンは不思議と食べれちゃうんだよねえ。
ラーメン別腹説あると思います。(ねえよ)
ではどこのラーメンで締めるか。「せっかくならおいしいラーメンで締めたい。好きじゃない味のラーメンでお腹を苦しくさせたくない。」と思うのは人の子として自然の感情というもの。これはとても切実な問題です。
ここで、誰かが言った。
「いつ行ってもやってないお店があるんだけど」
ほほう!?それは単に潰れてるお店じゃなくて?と思いつつも「ならそのお店に行ってみようか。もしやってなかったら他のお店を考えよう。」ということで、桜木町の中心部へと歩を進めていきました。
お、ラーメンののぼりが見えてきた。
やってるっぽい!!
らぁ麺 麻
さすが桜木町のラーメン屋。AM5時まで営業しているとは。
ラーメンの出前もやってるんですね。出前は0時半以降に対応可能で、それまでの時間はワンオペなのでテイクアウトでの提供になる模様。
0時半以降から従業員が増えるって逆にすごいな・・・ さすが桜木町!?
お店そのものは昨年の7月末にオープンしたとのこと。ちょうど一年が経過したくらいですね。
お店に入った瞬間、あれ?エアコン効いてない?と思ったけど、奥のテーブルに座ったらエアコンの真下でそこはしっかり効いてました。
メニュー
うーん、どれも気になる。
色々気になるけど、初めてのお店だしここはやっぱ看板メニューいっとこ。
メニュー決めてから壁に貼ってある限定メニューに気づいた我々。
初めてのお店あるあるですね。
醤油とんこつ 850円(税別)
家系ラーメンのようなビジュアルで、ボリュームはちょっと少なめ。
ほんのりクリーミーな醤油豚骨スープ。ガツンとくる感じではなく、旨味がふわっと立ち上がってくる感じ。
そこそこの濃度はあるもののしつこさがないので、お酒を飲んだ後には大変飲みやすい仕上がりになっています。
太縮れ麺はもちもちっとしてほどよい歯ごたえ。
麺は短めにカットされていて、麺を豪快にすする爽快感は失われるものの食べやすくはなっています。
豚骨醤油に太麺、海苔にほうれん草、この組み合わせはまさに王道の家系ラーメンですね。
ブラックラーメン 950円(数量限定)
濃い・・・・
まあ今どきの富山ブラックはどんなに色が濃く見えても飲みやすいスープが主流ですし、なんて思いつつ味見させてもらったところ・・・
しょっぱ~!!!
すんごい濃ゆい味。醤油の濃厚な味がダイレクトに伝わってきて、しょっぱいだけでなく味わいも複雑で実にパンチが効いています。
他店にはない個性的な味なので、ブラックラーメンが好きな人はぜひ食べてみることをおすすめします。
常に大喜のスープを飲み干す友人MAX氏も「醤油がモロにガツンとくるいいブラック!」と称賛の声を惜しみませんでした。
らぁ麺麻 まとめ
醤油とんこつが食べやすい味になっていること、麺が短くカットされていること、ボリュームが少なめであること、0時半以降に出前を行っていること、これらのことからこのラーメンは桜木町の女性もターゲットにしているのかなあと思いました。
このボリューム感でラーメンが税込935円という価格は少々割高には感じるものの、味はしっかりおいしいし桜木町への出前を前提とした価格なら需要は高いのかもしれませんね。
他の豆乳担々麺やまぜそばや期間限定メニューも気になるし、おつまみメニューも揃ってるので、また近くで飲んだときにはぜひ酔って・・・いえ寄って・・・いややっぱり酔ってみたいと思います。
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