こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
今回は『世界一美味しい』『グルメ業界でもっとも美味』と言われる肉だんごを食べに、石川県小松市にある中華料理店に行ってきました。
いや~世界一ですよ、世界一!
本場中国をすっとばして世界一と言われるような肉だんごとは、果たしていったいどんなものなのか気になりませんか?
ぼくも素人なりに中華料理の基礎知識を得るため、この日のために参考文献を読み漁りましたからね。今回は気合入ってますよ!
お店は大通りから少し入ったところにあります。
蘭蘭(らんらん)
蘭蘭と聞くと上野動物園を思い出すお年頃でありますが、すごく年季の入ってそうな大衆食堂風のお店です。
駐車場はわずかに2台分。車の人はまず熾烈な駐車場争いに勝利しないといけなさそうです。
時間はこのとき既に午後3時頃。
営業中ののぼりもあるし、暖簾もかかっている。しかし店内はまっくら。
「あれ?通し営業のはずなのに、中休みだったか?」と思いつつ恐る恐る声をかけてみると、電気がついて中から人が出てきました。
「持ち帰りの注文ってできます?」
「それとは別に、肉だんご1つだけ注文して食べてってもいいですか?」
よかった・・・
なにしろ世界一と言われるほどのものです。できれば肉だんご1品に集中したいですからね。
まあ、直前にイオンモール新小松でラーメンと餃子を食べてるのはここだけの話ですが。
蘭蘭 メニュー
なかなかメニューが豊富ですね。
一品メニューに300円を追加することで定食にもできますよ。(ご飯・漬物・スープ・サラダ付)
もちろん我らが肉だんごも定食にできちゃいます。
このお店では注文を受けてから肉だんごのタネをこねはじめるそうで、ご年配のマスターが勢いよくフライパンを振っていきます。
蔵書のセンスも渋い。しかし肉だんごが気になって全然漫画に集中できません。
肉だんご 1,000円(12個入り)
たちこめる湯気と、食欲をそそる甘酢の香り。
さあて、いただきま~っす!
おおお・・・・・確かに!
肉だんごっていうと外側は割とカッチカチなイメージがあったのですが、この肉だんごの外側はほどほどにカリッとしていて、ほどほどに柔らかい絶妙な歯ごたえ。
中はふわっとしてジューシー。玉ねぎのシャキシャキとした食感が実に心地よいんです。
食感だけでいうと、肉だんごというよりも「すり身揚げ」に近いものを感じました。
そして、もう一つの主役となるのがこの甘酢あん。
まるでゼリーを思わせるかのような強いとろみがあります。
この甘酢あんはとてもさっぱりした味になっていて、柔らかく奥行きのある酸味がこの肉だんごの格を1段・・・いや2段上のものにしているといっても過言ではありません。
甘酢あんは使いきれないくらいたっぷり入ってるので、惜しげもなく絡ませていただきましょう。
小松名物『塩焼きそば』をお持ち帰り。名物塩焼きそばが食べられるお店は小松に8店舗ほどあります。
ちなみに、このお店のメニューの「焼きそば」とだけ書かれたものが塩焼きそばになります。
蘭蘭まとめ 世界一おいしいのか?
肉だんごをお店で食べる機会がこれまで希薄だったこともあり、客観的にみて世界一おいしい肉だんごかどうかは正直わかりませんが、今までぼくが食べてきた肉だんごの中では一番おいしいといえるものでした。
このこの肉だんごはただおいしいというだけでなく、なんだかとても幸せな気分に浸ることが出来るのです。
それは単に味がいいというだけでなく、優しさや愛情をも包み込んだ暖かさに満ちているように感じられるからかもしれません。
蘭蘭の肉だんごは、ぼくにとって確かに世界一の肉だんごでした。
皆さんもぜひ一度味わってみてください。イオンモール新小松と蘭蘭のコンボはおすすめですよ。
あ、ちなみに参考文献の件ですが、この記事のために読破した全27巻の『鉄鍋のジャン!』には残念かな、評価の参考になるような肉だんご料理は出てきませんでした。
まあそもそも主人公がキノコを組み合わせた幻覚作用で審査員をラリらせたり、調理時にわざと火力を高めてスプリンクラーを作動させて対戦相手の料理を台無しにしてしまうなど、勝負にさえ勝てば何でもいいというトンデモ漫画でして、記事の参考にはならなかったものの漫画は面白かったです。
蘭蘭
住所:石川県小松市 石川県小松市松任町104
電話:0761-22-8277
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜日
コメント
コメント一覧 (2件)
鉄鍋のジャンはバイブルですよw
とるきちさん、こんにちは。
そうですか、あなたも甘いスープを出して後の対戦相手の料理を台無しにさせてしまうクチですか。
料理ははやり心ですよ!(バイブル)