こんにちは、富山人あるのんです。
「ますの寿司」といえば富山を代表する特産品の一つ。ますの寿司の賞味期限は3日以内で寿司としては長いとはいえ、冷蔵庫に入れるのは「酢飯が固くなる」ということで厳禁だし、もっと長く保存できて遠方の人にも届ける方法はないものか・・・
そんな悩める老若男女に向けて、創業百十余年を迎える富山のますの寿司の老舗店「源」より『冷凍押し寿司 Rejyu(レジュウ)』が発売されました。
今回の記事ではRejyuをご提供いただきましたのでご紹介させていただきたいと思います。
冷凍押し寿司 Rejyu(レジュウ)
冷凍ますの押し寿司と聞いてどんなものを想像するでしょうか?
ぼくは正直、あのおなじみの丸いますの寿司を想像していたのですが、意外にも小さなパックで小分けになっていました。
しかも・・・おなじみの鱒だけでなく、ぜんぶで5種類にもなるラインナップが用意されています。そうきたか~!
『Rejyu』の名は冷凍から柔らかくなる冷→柔という意味が込められています。
このお試しセット5個の内容は『富山』を感じさせる、ます・ぶり・かに・甘えびとたまご・氷見産牛すき焼きの5種類。価格は税込み・送料込みで1,900円で、通販サイトからのみ購入できます。
そしてこの冷凍押し寿司ですが、構想から発売に至るまでになんと25年もの歳月が費やされています。
25年前といえば当時はまだ90年代。その当時から冷凍ますの寿司の開発に着手していた先見の明はさすがという感じですが、なかなか順風満帆とはいえない出だしだったようです。
冷凍のための大掛かりな装置を導入するも、実際に試してみると酢飯が固くなるなどうまくいかないことが多くて開発は難航を極めたとのこと。
悲願ともいえる冷凍押し寿司が果たしていったいどんなものに仕上がったのか。さっそく王道の「ます」からいただいてみましょう。
ます
フィルムは裏側から剥がせるようになっています。
フィルムを剥がしていくと艶めかしい酢飯が現れます。
逆さにして軽く力を入れるとプッチンプリンのようにニュルッと降臨されます。
いよいよ味わってみると・・・お米がすごくもちっとしておいしい!鱒の厚みはそれほどではありませんが、酢飯の食感の良さが際立っていてこれが冷凍であるということを忘れさせてくれる味わいです。
さて、お次は──
たまご
前菜的な感覚でたまごをいただいてみました──が、これはおいしい。
すごく出汁感があって旨味が濃く、小さいのに存在感を感じさせる味です。正直食べる前はちょっと軽く見てたことをここに謝罪いたします。
甘えび
甘えびのプリプリ感と甘さが際立っていて、たまご同様に大きさは小さくてもその存在感が光っています。
もっと食べたいのん・・・
ぶり
お次にいただいたのはぶり。
富山の冬の味覚の王者といわれる鰤(ぶり)ですが、この押し寿司ではぶりは控えめでかぶらと酢の酸味が特徴的な味です。
ぶりのコストを考えると納得の調理法ですが、辛口の日本酒にとてもよく合いますよ。
かに
これも見ため以上にしっかりとした食感と味わいがよりゴージャス感を高めています。
これはなんとも贅沢な味わい!
氷見産牛すき焼き
え!!そぼろ状になった氷見産牛肉をすき焼き味に!?
出来らあっ!!って声が聞こえてきた気がするのでいただいてみると──
うめええええ!!甘めのすき焼き味なのですが、味もほどよく濃い目でその存在感が光っています。
これは大人はもちろんのこと、きっとお子様もすごく好きな味だと思いますよ。
解凍方法
解凍方法は4種類あります。
- おいしさコース 20分
- 時短コース 6分
- お手軽コース 32分
- のんびりコース 3時間
お湯で温めたり、電子レンジを使ったり、電子レンジとお湯を併用したり、自然解凍したりなど、時間に余裕のある人にも忙しい人にもその時々のスタイルに合わせた解凍方法が用意されています。
カッチカチのうちのほうが切り分けやすいという利点もありますね。
自然解凍してみましたが、ほどよく解けてきて食べ頃となりました。
原材料
Rejyuの感想
Rejyuは「ますの寿司の源」の冷凍押し寿司と聞いて想像していたイメージとはぜんぜん違っていて、バラエティに富んでいてオシャレで豪華さもあり、日持ちもして扱いやすく味も良いといういいとこ取りのような商品となっています。
いつもの食卓に、飲み会に、贈り物に、さまざまなシーンで活躍することでしょう。
Rejyuは通販でのみ購入できる商品になりますが、価格は送料込み・税込みでお試しセット5個で1,980円ですので気になった人はぜひ試してみてくださいね。
コメント