【自然派ラーメン蓮】店主が目指す伝説にして孤高のラーメン

こんにちは、富山人あるのんです。

射水市に7月4日にオープンしたばかりのラーメン店、自然派ラーメン蓮に行ってまいりました。

お店は北陸自動車道の小杉インターの近く、五歩一の交差点にあるセブンイレブンの横にあるのでわかりやすい場所にあります。

実はこのラーメン店、店主のある強い思いによって実現したお店なのだそうです。

その思いとは、伝説の名店「竜豊」の味を追い求めた結果、異業種から「ラーメンの万里」に弟子入りをされ、ラーメン専門店を開店されたという経緯があるのです。

【参考ブログ】 参考 自然派らーめん蓮@富山県射水市 8月13日 開店1ヵ月フォロー!「ワンタン麺」「黒辛味ワンタン麺」あみの3 ラーメン食べある記@地域限定

「ラーメンの万里」は古くから無化調で知られるお店ですが、こだわりは無化調だけではなく「本物」を使用することで、体にいいものを美味しく味わってもらいたいという熱い思いが感じられるお店です。

コアなファンが多いことでも知られていて、店主のブログからもその仕事のこだわりや誠実さが伺えます。

メニュー

定番のラーメンが900円という価格設定です。

一般的なラーメンと比べると高めではありますが、いいものを惜しげなく使用している結果ともいえます。

例えば、このお店で使用される畑醸造の醬油はスーパーの特売価格の数倍の値段がするし、北海道天然真昆布をどっさり使用し、豚肉は富山産、ネギも富山産のものをたっぷり乗せているという。(ラーメンの万里のブログより)

しかしどんなに高価な食材を使用していたとしても、我々消費者としては往々にして味の好みだけで判断してしまうものです。

気に入ればそれでよし、気に入らなければバッサリ一刀両断にされることありうる価格設定といえるかもしれません。

今回は初訪問ということで、万里スタイルでチャーシューメンとご飯を注文しました。

新しいお店なので清潔感は十分。モダンな雰囲気はまるでく洗練された居酒屋のようです。

チャーシュー麺 1,200円+150円

おおお・・・

限りなく万里っぽい!(それはそうか!?)

この大判チャーシューのド迫力っぷりはしっかり受け継がれています。

ご飯に添えられた漬物はもちろん無化調。さっぱりしたいときにいいアクセントとなります。

■スープ

で、このスープなんですが、出てきたときはまだ完成品ではありません。

まずはチャーシューをスープに溶かしてなじませることによって、スープに旨味が広がり濃厚スープとの一体感が生まれるのです。

スープを最初に飲むと、酸味強めの醬油感が立ち上って濃いけど意外としょっぱくなく、味にしつこさがなくキレがあります。

ただ、メニューに「チャーシューをスープに溶かしてなじませることによってスープが完成する」とあるように、ファーストインプレッションとしては味に物足りなさを感じる人も少なくはないかもしれません。

こういう食べ方のラーメンって、ぼくは他で見たことがありませんから。

「ラーメンの万里」は長年苦労された末に現在の支持を獲得されましたが、こちらの自然派ラーメン蓮はまだ生まれたてのお店。

ラーメンの万里の味を知らない人にとっては賛否分かれるところかもしれません。

「チャーシューを染み込ませて完成するスープ」という食べ方は、富山では異例ともいえるのではないでしょうか。

せっかちな現代人に、このような食べ方が受け入れられるのかは未知数です。

でも、お店がわざわざこういう食べ方を用意して推奨してくれているのだから、ここはぜひじっくりと付き合ってみられてはいかがでしょうか。

チャーシューを溶かしながら味の変化を楽しみつつ、その先に待ち受ける至福の替え玉までたどり着いていただきたいですね。


このスープにはすりおろしニンニクがとても良く合うということで、+50円になりますが青森町たっこ町産のすりおろしニンニクを付けることができます。

■麺

ぴらぴらっとしたコシのある麺。心地よい食感と喉ごしが楽しめます。

ラーメンの万里の自家製麺と見た目は似ていますが、こちらは製麺会社によるものだそうです。

さすがにお師匠さんの「青竹踏み」による手打ち麺は一朝一夕では再現するのは難しかったか。

とはいえ、麺の広さが太い以外は感覚的に近いものが使用されているようです。

※追記情報:万里のマスターがおっしゃるには「これまで20回位は優に超える細かな注文と、それに根気よく応える製麺所さんの合作のオリジナルの麺」とのこと。

出典:ご飯の味方より

いやはや、尋常ではないこだわりようですね。

■チャーシュー

チャーシューには国産豚が使用されています。

またもや万里のマスターによりますと、肉屋から「ラーメン屋で国産肉を使うとこなんかどこにもないよ」と言われて、経営のことも考えて最初は外国産の豚肉も考慮していたとのことなのですが、「でもどうやっても旨くない、匂いが悪い、脂が臭い、と断念しました」とのこと。

蓮のマスターの鋭敏かつ繊細な舌には驚かされますね。

しかし本当に驚くべきはそこではなく、まがい物が横行するこの世の中において、マスターの食にかける情熱のなんと純粋で誠実なことか。

この頑固そうなチャーシューがですね、ツンデレよろしく的にスープに溶けていくのがまた楽しいんですよ。

やはりチャーシュー麺にして正解でした。

チャーシュー麺にするメリットは、チャーシューを「食べる用」「溶かす用」で楽しめることですね。

ふう~食べた~……

でも、これで終わらないんだよなあ~

大盛りはなく替え玉システム

大抵のお店にある「大盛り」はこのお店にはなく、博多ラーメンのように替え玉を注文するスタイル。

「替え玉200円」という価格にはちゃんと理由があります。

ラーメンと同時に注文しておくと、食べ終わるころを見計らって出してくれるとのこと。

替え玉の方は若干茹で方が硬めでした。

【参考:ラーメンの万里の替え玉】

見た目だけでなく食感も違います。両店を食べ比べてみるのも面白いと思いますね。

チャーシューの細切れもついてきて、スープに溶かしていただけば幸福度がさらにアップ!

替え玉をスープに入れると味がちょっと薄まるということで、麺に絡める用のタレもあります。

後半の仕上がったスープでいただく替え玉は、最初とはまた違う充実感があります。

色の黒さほどにはしょっぱくなくて食後の喉の渇きも感じられず、これだけ食べても嫌な苦しさがないというのもこのラーメンの特徴だと思いますね。

他の気になるメニュー

伝説の餃子(夜限定メニュー)

師匠(万里の店主)の師匠から譲り受けたという餃子のレシピ。

この餃子の制作はとても手間がかかるものだそうで、師匠が手打ち麺に移行されたときにこの餃子を作ることが困難となり泣く泣く封印したといういわくつきのメニューなのだそうです。

参考 ギョウザの思い出ーー-(味を継ぐ人)ごはんの味方(味噌や海苔で粗食な日々)

雲呑(ワンタン)

こちらのワンタンには豚ひき肉ではなく鴨肉が使用されています。

このワンタンの特徴はそれだけではなく、好評だった試作品にも納得せずさらなる高みを目指したという店主の強いこだわりによって完成した一品。

参考 味を継ぐ人ー3「蓮」店主ごはんの味方(味噌や海苔で粗食な日々)

どちらも気になりすぎるので、次回は絶対食べます!!

ごはんの味方(味噌や海苔で粗食な日々)はラーメンの万里の店主のブログです。

※自然派ラーメン蓮に行かれる際は上記のブログを読んでおくことをおすすめします。

さいごに

このスタイルで「万里」の名も「竜豊」の名も出さないというストイックさはすごいと思うし、この路線を選択したことは決して楽な道ではないでしょうが、店主の類まれなる情熱と味覚によってさらなる飛躍を期待したいと思います。

とりあえず「チャーシューはスープに溶かす」ということを念頭に入れつつ、ワンタンや餃子(夜限定)を楽しみながらじっくりいただくのがいいと思います。

自然派ラーメン蓮
住所:富山県射水市橋下条11-1
電話:090-1392-7944
営業時間:

11:30~15:00(L.O14:30)
17:30~22:00(L.O21:30)
定休日:火曜日

2 Comments

にざんさ

はじめまして、富山のラーメン大好きな石川県人の にざんさと申します^^
今回のこの記事、大変興味深く見させていただき、先日ようやく食べに行く事が出来ました^^
なつかしい名前・・・「りゅうほう」さん・・・20年以上前だと思いますが、当時の勤務先の同僚に2度ほど連れて行ってもらい美味しかった記憶があるのですが、何分当時はナビなども普及してなく、夜遅い時間に行ったので、詳しい場所も覚えていなく、急に閉店されたのでそれっきりになってしまい・・・
昔と違い、屋台の美味しいラーメンも絶滅寸前となってしまいましたが、またブラックを中心に食べに行きたいので、記事を参考にさせて頂きますm(__)m

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あるのん

はじめまして、にざんささん。コメントありがとうございます!
石川にお住まいなのに竜豊をご存知だなんて幸運なことだと思いますよ。
場所は富山人にとってもなかなか馴染みのない場所なので、覚えてなくても無理はないと思います(笑)
現代のラーメンは全体のレベルが上がってるので、竜豊よりもおいしいラーメンはいくらでもあるのかもしれません。ですが富山の古くからのラーメン好きにとっては、今も特別なラーメンなんですよね。
自然派ラーメン蓮のこれからの発展に期待しつつ、石川のおいしいラーメンも食べにいきたいと思います。

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