こんにちは、富山人あるのんです。
呉東大好きブロガーなので富山の最東端である朝日町にもときどき出没します。
朝日町って好きな飲食店がいくつもあるので毎度選択肢に迷いますが、今回は初訪問となるこちらにお邪魔してみました。
海鮮食堂仙
まず目に入るのが「うどん・定食」の文字。看板に書いてある店の名前より大きいとは・・・
今日日よほど人の多いところ以外ではまず見かけなさそうなワードにほっこりしますが、その横には「海の幸・山の幸」という富山のグローバルスタンダードなワードも並んでいます。
好々爺と見せかけてなかなかに野心的なお店なのでは・・・と思いつつ、かつてチックタックだったという(地元民情報)店舗の入り口をくぐります。
大漁旗!!
何かが流れてそうなカウンター!!
やたら既視感のあるグラスフィラー(給湯装置)と湯呑み!
そう── 実はこのお店、定食とうどんのお店と見せかけて・・・・・ ゴクリ
やはり、定食とうどんのお店だったのです。
ということで、今回は初訪問なので一番の推しメニューと思われる「白えび天丼」にきつねうどんハーフと漬物がついた「白えび天丼セット」をいただいてみようと思います。
白えび天丼セット ¥1,000
ほほう・・・ これは良きビジュアル。
貴重な白えびちゃんが惜しげもなく投入されていますよ。
サクッとしつつふわっとした食感と濃ゆいタレがなんともご飯に合いますなあ~
ボリュームは控えめなので老若男女問わずおいしく食べられる丼モノといえるでしょう。
そしてハーフうどん。麺はもちもちしてるし出汁感も強めでおいしいうどんです。
この漬物もなかなかいい箸休め。いや、このセットにしてよかったなあ。
しかしメニューを眺めていて、海鮮食堂という割には海産物はほぼ白えびオンリーで白えび天丼にセットで付けられる「白えびの刺し身」と、その他には焼さば定食があるくらいです。
山の幸にいたってはメニューにその痕跡すら見ることができず、おそらく新型コロナ以前には色々食べれたのだろうなあと思うとちょっとおセンチな気持ちになりますね・・・ 初訪問なのに・・・
「白えび天丼」とは富山の名物であり「富山湾の宝石」と称される白えびを使用した天丼ですが、白えび天丼を提供するお店って意外と多くないんですよ。
白えびは単価が高いので他のメニューに比べるとどうしても高くなるしボリューミーにもできないからかなと。
ということで白えびは富山の観光地の鉄板メニューですが、このお店の白えび天丼はしっかりおいしいのに観光地ではありえないリーズナブルっぷりもお勧めポイントです。
あの有名店との関係
朝日町という土地と白えび天丼はなかなか不思議な取り合わせです。
店内には富山駅に隣接する白えび天丼の有名店「白えび亭」のパネルが掲げられていますが、白えび亭の先代とこのお店のマスターは友人同士とのことなので、白えび天丼という不思議な共通点も頷けるというものでした。
白えびは本場の富山でも安いとは言い難い食材ですが「白えび天丼」のセットが900円なのも「白えび天丼 白えび刺し身付」が1,500円なのも価格破壊といえるお得感があります。
特に白えびの刺し身は数ある富山の食材の中でもひみの寒ぶりと肩を並べる高級食材ですからね。
そしてこれは独り言ですが、すべての丼ものや定食にハーフうどんがつけられるようにしてほしいなあ~とも思いました。
「新川地区で富山の名物が食べたい」という人は、リーズナブルに楽しめる富山名物白えび天丼をぜひ味わってみてくださいね~
コメント
コメント一覧 (2件)
いつもワクワクしながら見させていただいてます!
こちらのお店、私の記憶が確かなら
10年以上前は握りセットや個別の握りがあった、、はず!
リーズナブルな「いか・たこ・マグロ・カッパ巻き」みたいな感じで、10種類ほどだったとは思いますが。
シャリもしっかりおいしかった記憶があります。懐かしいなぁ。
どうも、こんにちは。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!
これは貴重なコメントをどうもありがとうございました。
コロナ禍だからなのか他の要因なのか・・・
外観といい内観といい歴史の変革を感じさせるお店でありますが、
歴戦を勝ち残った他のメニューもいただいてみたいものです。