創業昭和六年、柳の下の屋台から続く『末弘軒』懐かしのワンタンメン

ども、富山人あるのんです。

富山市総曲輪にあるラーメン店『末弘軒』は昭和六年創業ということで、もしかしたら富山で最も歴史の長いラーメン店かもしれません。

元々は屋台からスタートしたというこのお店。当時この界隈では30台ほどの屋台が商売に勤しんでいたとのこと。

末弘軒はワンタンメンが有名なのですが、かつてワンタンと中華そばはそれぞれ独立したメニューだったそうで、ワンタン好きの常連客から「ワンタンの中に中華そばの麺を少し入れてくれないか」と言われたことから、ワンタンメンという新たな歴史が幕を開けることとなったのでした。

お店の前には当時の貴重なものが惜しげもなく展示されており、さながらプチ資料館となっていますのでぜひご覧になってみてください。(閲覧無料)

展示物以外にも、メニューでも末弘軒の貴重な歴史について語られているので、ラーメン待ちのときに読んでみることをぜひおすすめします。

メニュー

ふーむ、何にしようかな。

久々にきたし、ちょっとガッツリ食べたいなあ~

ということで今回はこちらにしてみました。

■チャーシューワンタンメン 1,080円

トラディショナルな中華そばスタイル。

昭和初期から続く味が今もこうして支持されているというのは、よくよく考えてみると本当にすごいことだなあと感心しきりですね。

■スープ

とーってもシンプル。

鶏がらと煮干しの昔ながらのあっさり中華そばの味。

■麺

とても柔らかく、独特のぴらぴらした食感がクセになる自家製麺。

この優しいスープの味にマッチしています。

■ワンタン

チャーシューの下に大量にお隠れあそばされていました。

これがもうアッツアツのトロットロで。

「スープに溶けて消えてしまうんじゃないか」と思うくらいに儚いトロトロ加減なのですが、これを麺のようにすすって食べるのがまた楽しいのです。

このワンタンはまさにもう一つの麺。

■チャーシュー

これもまさに昔風のチャーシュー。

味付けは薄味で、なかなかに噛みごたえがあります。

■富山湾スパイス

他じゃ見たことがない薬味が置いてありました。デザインの良さが目を引きますね

・白えび七味胡椒

・ほたるいか旨唐辛子

富山県の麺類屋(そば・うどん・ラーメン店)のオヤジたちが、店が終わった夜に集まり富山の麺類に関連した名物を作ろうと協力して開発した、ひとふりで富山湾の幸が香り麺類などが一層美味しくなる、贅沢なスパイス(コショウとソウガラシ)です。

お土産屋では売られていないというこれらのスパイス。

店内で販売されていて、1本450円、2本セットで880円となっています。

まとめ

このラーメンはまさに昔ながらの手作りの味を受け継いだもので、今のはやりのニューウェーブ的なこってりした味とは無縁のものです。

客層を眺めていると場所柄もあるかもだけど、やはり年齢層は高いようでほぼアラシク系男女で占められていたように見受けられました。

まだ末弘軒は食べたことがないという人も、この長くて深い歴史を感じながら食べるラーメンから、また格別なものを感じとれるのではないかと思います。

現在のご主人は三代目というこの末弘軒本店ですが、これからもずっとこの伝統の味を守っていかれることを願ってやみません。

柳の下 末弘軒 本店
住所:富山市総曲輪4-6-9
電話:076-421-7019
営業時間:11:00~20:00
火曜日11:00~15:00(祝日は営業)
定休日:水曜日・毎月第3火曜日(祝日は営業)

柳の下 末弘軒 大和店
住所:富山市総曲輪3-8-6 大和富山店 6F
電話:076-407-6897
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:大和富山店の休日に準ずる

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コメント

  1. ゆうじろう より:

    昔から疑問なんですけど、藤木の末広軒は系列ちゃうんですかね??

    • あるのん より:

      公式サイトには本店と大和店のみが掲載されてますので、藤木店やかつてあった中島店は暖簾分けと考えるのが良さそうですね。