なぜ日本人はこれを食べよう・作ろうと思ったのか気になるランキング

ども、富山人あるのんです。

日本はおいしいものに溢れていますが、中には「これを最初に食べた人はすごい!」とか「なんでこれが作られたの?」など、不思議に思うものがありますよね。

そこで今回は、「なんでこれが食べられてるのか不思議だよな」というものを個人的なランキングにしてみましたので、どうかお付き合いくださいませ。

10位 エビ

小さい頃から何の抵抗もなく食べているエビですが、よくよく見てみるとなかなかのフォルムをお持ちです。

「エビが入ってるとちょっと贅沢」「エビがあると料理映えする」など、幼き頃からの刷り込みがいかに重要であるかをエビから学び取ることができます。

ザリガニがおいしいと聞いてもあまり食欲はわかないし、シャコも正直それほど食指がわかないのも、食べ慣れていない要素が大きいのではないかと思っています。

9位 タコ

ある国では「デビルフィッシュ」として知られるタコ。これは宗教上の理由による「鱗のない魚は食べない」ことに起因します。

以前テレビで見たのですが、タコを食べるある国がありまして(どの国かは失念)、その国では必ずタコは皮を剥いで食べるんですね。

そこで、日本人のリポーターが「日本では皮を剥がずに食べるんですよ」と言ったところ、

「ハハ、そんなまさか」

とまるで信じていなかった様子で、世界は広いなと思いました。

8位 お米

日本人ならば、誰もが疑問に思わずにはいられないのではないでしょうか。

「なぜあれを炊こうと思ったのか」

たまたまその辺に生えてたとしても、そのままでは食べられる要素ゼロですよね。あんな小さいものを脱穀したり籾摺りするのも大変だし、まとまった量を食べないと満足感もないでしょうしね。

それが主食となりお酒となり、江戸時代には石高制や年貢など政治や経済の中心として扱われるなど、我々日本人にとっては特別な存在として今もなお君臨しています。

日本における稲作の起源は縄文時代にまで遡ります。中国から九州へ伝わったとされ、なんと3000年以上も前から日本人がお米をつくっていたことが明らかになっているのだとか。

7位 ナマコ

海洋生物の中には、試すにはかなりの勇気が必要と思われる生物が色々といますよね。

ウニ、カニ、ホヤ、亀の手あたりもなかなかにエイリアンですが、このナマコは見れば見るほど「よくこれを食べようと思ったな」と逆に感心してしまいます。

ナマコはストレスを感じると(外敵に襲われると)自らの腸を吐き出し、敵に腸を与えることで本体は見逃してもらおうという昔のヤンキー漫画に出てきそうないじめられっ子っぷりですが、もっと恐ろしいことにその腸は1~2ヶ月ほどで再生してしまうというのがまた軽くホラーです。

腸が再生する間はナマコは何も食べずに過ごし、生命活動を保ちながら腸までも再生するというピッコロ大魔王も驚きの身体能力で、これは自らの体壁を分解してエネルギーに当てているので、餌を食べないと身体が小さくなっていくとのこと。

ホラー映画のモチーフになりそうなクリーチャーっぷりではありませんか。

以前友人から生きたナマコをいただいたことがあるのですが、泣きそうになりながら捌いて食べた記憶が今だ脳裏に焼き付いています。

コリコリしておいしかったです(*´∀`)

6位 納豆

多分きっかけはたまたまというか、何らかの偶然によるものだったのだとは思いますが、まあハッキリ言って食欲の湧く臭いじゃありませんよね。

だってオッサンの脂ぎったく……あ、いえなんでもありません。

あ、でもその時代は靴下なんてないか!←言っちゃった

5位 ウナギ

意外に思われる方も多いかと思いますが、もしアレを海や川で見かけたらなかなかにキモいですよ。鱗のない蛇みたいで。

今でこそ高級食材だったりするのでありがたがられていますが、そもそもウナギの血には毒があります。刺身信仰の強いこの日本で「生食のうなぎ」って聞いたことないですよね。

ウナギの毒は厚生労働省によると『自然毒のリスクプロファイル』と言って、症状は下痢、嘔吐、皮膚の発疹、チアノーゼ、無気力症、不整脈、衰弱、感覚異常、麻痺、呼吸困難が引き起こされ、下手をすると死亡することもある、ということなのです。(この毒はアナゴ・ハモ・ウツボにもあります)

そして毒があるのは血だけでなく、ウナギの体表にあるあの独特のぬるぬるにもあるのです。触れただけで炎症を起こしたりするので、うっかり体表を触ったりその手で目を触ったりすると大変なことになりかねません。

しかしこの毒は60℃で5分加熱すると無毒化されます。ウナギの調理法には『白焼き』なるものもありますが、王道は蒲焼き一択。

ウナギの生体は今だ謎に包まれていて、その身体には毒があり、調理法もごく限られたものでありながらも、我々を惹きつけてやまないウナギがまさか絶滅の危機に晒されていようとは…。

「食べて応援」とか言ってる場合じゃねえ!!!

4位 マムシ酒

なぜこんなことをやろうと思ったのか、理解に苦しむものの1つです。

マムシ酒を作るには、まず獲ったマムシを水に漬けて体内の不純物を排出させつつ、何度も水を替えていきます。その期間は約1ヶ月。

何も餌を与えずに1ヶ月も水にって、それだけでも凄まじい生命力ではありませんか。

水が濁らなくなったらいよいよ焼酎に漬けきこみます。

そこで普通は絶命するのですが中には生きている場合もあり、漬けて数ヶ月たったマムシに噛まれるという事案が発生することはたびたびあるようです。

それほどに強い蛇の生命力を買われて古来より漢方に使用されてきたのですね。

ぼくは過去にマムシ酒を飲んだことがありますが、その味からはマムシの凄まじい生命力が凝縮されたものが感じられました。間違ってもおいしいものではないですが、「良薬は口に苦し」を体現したような味わいだったように思います。

3位 こんにゃく

我々日本人の食生活に根付いているこんにゃくですが、こんにゃく芋にはそもそも毒があるのでそのままでは食べられないんですね。

まず、こんにゃく芋は成長するまで2~3年かかります。そして、その身には強烈なエグ味があるため、これを中和するのに灰汁を使用するなど、かつてこんにゃくは相当な手間暇をかけて作られるものだったのです。

しかし、その苦労して出来上がったこんにゃくの栄養価は食物繊維以外はほぼ皆無で、カロリーも1枚300gでなんと21キロカロリーと、決して豊かではなかっただろう時代にそこまでして作らなければいけないものだったのかという疑問がつきまといます。

現代では煮物などに欠かせない一品ですが、ここまで根付いたことが奇跡のように思われる食材です。

2位 日本酒

日本酒はお米を発酵させてできるお酒です。それだけを聞けば世界的にも特に珍しいことではありませんが、特筆すべきはその製造工程です。

日本酒はあらゆる複雑な工程を経て出来上がりますが、ここで注目したいのは菌の利用法。

麹菌で米麹を作り、米麹で米を糖化させて、糖化した米を麹菌がアルコールに変える。これは『並行複発酵』といって、複数の発酵を同時に行う世界的に見てもとても珍しいお酒に作り方なのです。

さらには、添加する乳酸菌すら自前で作る『山廃』や『生酛』などの製法もあり、細菌学が発達していなかった時代からこれが行われていたというのは驚きと尊敬の念しかありません。

しかし、お酒に関わる菌は何もお酒にとっていいものばかりではなく、『火落ち菌』と呼ばれる腐造を引き起こすことも多々あったのです。昔はこれで廃業に追い込まれた酒蔵も少なくなかったようです。

科学の発達した現代だからこそ、安定した品質のお酒や高品質のお酒がいただけるわけですが、先人たちから受け継がれてきた技と伝統があってこそという感謝の気持ちを忘れないようにしたいものですね。

1位 ふぐの子糠漬け・粕漬け

ふぐの卵巣に猛毒があることは、皆さんもよくご存知のことかと思われます。

 

テトロドトキシン

 

このおどろおろどしい名前のインパクトは相当なものがあります。

通常であればこのふぐの卵巣を加工して販売するなどもってのほかですが、全国で石川県の美川・金石・大野地区でのみ、ふぐの卵巣の粕漬けと糠漬けを販売されることが許可されているのです。

普通に食べれば死ぬ可能性が高いふぐの卵巣ですが、これを約3年塩漬けにすることでテトロドトキシンが無毒化されるのです。糠漬けや粕漬けにする場合は、1年間は塩漬けにして、その後の2年間を糠漬けにしたり粕漬けにしたりするとのこと。

なお、なぜ無毒化されるかは現代でも不明

テトロドトキシンの含有量を調べるのに『マウスユニット』なる単位があることも生々しく、

・なぜ猛毒とわかっているふぐの卵巣をあえて塩漬けにしたのか

・猛毒とわかっているふぐの卵巣を漬け込んだ後に誰に毒味させたのか

など、興味はつきませんね。

なぜこれをあえて食べようと思ったのかネットで調べてみたところ、その起源に関しては不明だったものの、「なんとか食用に活かせないかと思って」みたいなこと書いてありました。

いやいやいや、そんなんで納得できるかい!

もっと根深い理由があるのではないかと勘ぐってしまいますが、「ヤロウ、タブー中のタブーに触れやがった」とい言われるのもふぐの毒以上に危険かもしれないので、今回はこの辺で。

まとめ

完全に個人的なランキングですが、「これがないとかありえねえ!」という皆さんの熱いパトスがもしあったならばぜひ教えて下さいね。

それではまた!

4 Comments

あるのん

どうもありがとうございますw
ふぐの糠漬けは罪人が…って発想についなっちゃいますw
それ以外に試す人がいるとはちょっと思えないですしねえ~ブルブル

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タカキ

僕的にもブログ的にもゲンゲですかね?
あれを初見で食べようと思うのはかなりの強いハートが必要だと思いましたw

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あるのん

ゲンゲはぬるぬるがアレですけど、深海魚にしては童顔というかベビーフェイスだと思いますね。って意味一緒かw
アンコウのほうがよほどUMAだと思いますw

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