こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
上越を代表するソウルフードの1つ「つかそばのかけ中か」を10時のおやつに食べた後は、上越でも1~2位の人気があるというカレーを昼食にするべく車を走らせました。
人気店ということなので昼前に行ったほうがいいだろうということで午前11時過ぎに到着。(お店は10時からの営業)
そのお店は意外にも住宅街の中にありました。
喫茶 待夢里
そのお店の名は「喫茶 待夢里」(たいむり)。
日本古来の喫茶店に見られる当て字系の店名に、思わずテンションも上がろうというもの。
一歩間違えば暴走族の隠語のようになってしまうところを、ナウい感じにトレンディかつチョベリグに仕立て上げられているのはお見事と言うほかありません。
画像では「どこがお店の入口なのん?」と一瞬迷いそうというか実際迷いましたが、この反対側に入口があります。
こちらは第二駐車場。
個人経営の喫茶店にしてはなかなか広い駐車場が用意されています。
こちらが店舗入口になります。
2012年にすぐ近所にあった旧店舗から新築移転オープンされているので、店舗外観からは長い歴史は感じられません。
しかし待夢里という名前の喫茶店は昭和57年から存在しているとのことなので、今年令和2年で38年目を迎えることになるのですが、待夢里という店名に変わる前も含めると創業から50年は優に超えるそうです。
店内は喫茶店というだけあって落ち着いた雰囲気で、全然古いお店でもないのにどこか懐かしさを覚えます。
席間にはアクリル板が設置されていて飛沫対策もチリバツ。
そしてテイクアウトメニューもちゃんとあって、まさにタイムリーといえるでしょう。
メニュー
メロンクリームソーダやレスカなど、昭和の王道メニューも並びます。
旧店舗もきっと素敵なお店だったのでしょうね。気分はまさにタイムリープ。
フードメニューは喫茶店らしい軽食もひと通り揃っていますが、このお店ではなんといってもカレーが有名。実際店内の周りを見渡してみてもカレーを食べているお客さんばかりでした。
カレーは6種類ありますが、このお店の唯一無二の特徴として辛さが自由に選べるという点が挙げられると思います。
A~Eであれば追加料金なしで辛くできるし、F以上は100円追加になるけど~Zまで100円でいけるので、むしろ激辛のコスパはすこぶる高いといえます。
まあ初見でZ辛とか絶たいむりですけど・・・
お店の人が注文を取りにきたので、メニューに悩む時間もタイムリミット。やはりここは王道中の王道に走るっきゃねえ~!
カツカレー E辛 1,150円
なんていうか・・・ ビジュアルが独特すぎません?
あれ・・・? カレーにもスプーンがついてる!?
じゃあこのわざわざ運ばれてきたスプーンは何なんだよ・・・ と思ったら、カレーに付いてる方はキャベツを食べる用のフォークでした。
このアーモンド型というのか、ラグビーボール型というのか、王蟲みたいな形をしたオムレツ型のブツはライスでした。
ルーの味ですが、家庭のカレーを思わせる素朴系な日本カレーという感じです。
スパイシーだとか酸味だとか何かが際立ったような主張する味ではなく、果物による甘みとコクが加わって濃いけどまろやかな味のカレーです。
辛さについてですが、確かにE難度級というか超辛というだけのことはあります。昔食べたことのあるココ壱の5辛くらいはある感じですね。
E辛は辛いのが好きな人がおいしく食べられるギリギリのラインかなと思いました。
さすが新潟、お米がおいしい。
カツはルーにどっぷり浸かりすぎて原型が既によくわかりませんが、衣がかなりカリカリに揚がっているので衣は厚めに感じられました。
ご飯・ルー・カツのいずれもボリュームがありますが、特にルーは調子こいてルーを多めに食べてると後半足りなくなる・・・ という悲劇に見舞われることもないくらい量が多くて幸せになれます。
そしてこのキャベツ。どっぷりドレッシングがかかっているので「イタリアン系かな?」と思ったら、酸味がないどころか甘みが感じられる「待夢里系」なサラダでした。
激辛に耐える口内にとってこのサラダは、まるで砂漠のオアシスのような、まるでマラソンの給水所の給水パフォーマンスのような、まるであるのんにお酒のような、そんな安らぎを感じさせる不思議な味のサラダでした。
チキンカレー 1,000円(ご飯少なめ)
チキンがゴロゴロ入っています。
待夢里のカレーはポーク、ビーフ、チキン、シーフード、カツ、野菜の6種がありますが、これらの具材はすべて一度素揚げしたものが使用されているとのこと。
鶏肉に関してはちょっと硬めかなと思いましたが、味に一体感が感じられておいしかったです。
待夢里 まとめ
初めて食べたというのに、なんだか懐かしい気持ちになりました。
もしこの喫茶店がある地元で育っていたなら、きっと大人になっても忘れられないカレーになっていたのでしょうね。
実際、訪れていた他のお客さんの話しぶりを聞いている感じでは常連が多い印象を受けました。
アットホームな雰囲気の喫茶店で、かつてのタイムリーな漫画を読みながら、おいしいカレーでホッと一息つける緩やかな時間を過ごしてみませんか?
コメント
コメント一覧 (3件)
カツカレーおいしそー ソースは? シンプルなルーがいちばん!
族語喫茶ならウチの近所多いよ 明楽時運 支留比亜 来夢来人
天邪鬼 (ほんもの混ざった) でもインドカレー以外のカレーはCoCo壱か喫茶店。富山だと金沢系も選択できるか 新潟、富山
、わがG県、どれも接しているのに交流ニスいね ぼくらには上越の情報なんてめずらしくてオモシロイよ
YASさん、こんにちは。
明楽時運がどう頑張っても読めなかったのでggrksりました。ぼくのようなパンピーにはちと難解だったようです。
石川岐阜新潟は富山の隣ということもあり割と気軽に行けるので、そういうグルメ情報もあったりすると役立つのかなあと思っています。
待夢里と同じ様な当て字系の店名が上越市内に存在しています
雪詩慕雲と書いてセシボンと読む珈琲店がありますよ
両店共に来店していないのでいつか上越市に訪れる際には両店に行けたらいいなと思っています
あとYAS様の書いたコメントにあった明楽時運はなんて読むのかと思ったらアラジンなのですね