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【山長さかい西町店】老舗たこ焼き店のシンプルな味が懐かしい

こんにちは、富山人あるのんです。

総曲輪フェリオやグランドプラザを中心に、活気を取り戻した感のある総曲輪通り商店街ですが、その界隈にあってぽつりと取り残されたようなエリアが存在しています。

その場所はコンクリートに囲まれた空間の中において、唯一みどりを感じることのできるオアシス。

そう、その場所はみどり通りです。

この暗さに思わず「電気代・・・払ってるよね?」と失礼な思考が頭をよぎりますが、これはきっと「みどり通り」なだけに文明の力に頼らず自然の光を取り入れようということなのかもしれません。

ほんのりアングラ感漂うエリアに足を踏み入れてみると、今回の目的のお店がすぐに視界へと入ってきました。

たい焼きとたこ焼きの老舗店「山長さかい 西町店」です。

このお店はかつて旧大和の外にありましたね。

スクランブル交差点の角の一等地にあったので、ある一定以上の富山人にとってはとても馴染みのあるお店ではないでしょうか。

ぼくがまだ初々しい坊やだったころ、たまに親と西町に行ったときに買ってもらったりおみやげに買ってきてくれたりと、あの頃が懐かしく思い出されます。

メニュー

山長さかいのメニューは至ってシンプルです。

メニューはたい焼きとたこ焼きのみで、たい焼きは1個単位か箱単位(10個につき1個おまけ)、たこ焼きは12個入りか15個入りを選べます。

なぜに12個と15個!?もっと差をつけてもいいんじゃ?と疑問に思うかもしれませんが、これは複数の子ども同士で分け合ったときに喧嘩にならないよう配慮されているのです。

この2種類が用意されていることによって、2人・3人・4人・5人・6人でもきっちりシェアできますからね。

 

まあ別にお店に確認したわけじゃないので、ぼくの勝手な想像ですけど。

 

え、7人兄弟の場合・・・!? しちに14・・・しちさん21・・・しちし28・・・しちご3…5?・・・ しちろくごじゅう・・・

 

・・・ もう仲良く喧嘩しちゃってください。

山長のたこ焼きは冷めてもおいしい

購入した時点ではもちろんホカホカなんですが、温かいうちに食べられそうになかったのでシブい店長さんにちょっと聞いてみました。

あるのん

冷めたら温めればいいんですかね?

聞いた瞬間、なんて当たり前のことをわざわざ聞いてしまったんだと軽く後悔しましたが、店長さんから返ってきた言葉は意外なものでした。

そのままでいいよ。昔は電子レンジなんてなかったんで、うちのは冷めてもおいしく食べられるようになってるから。

店長

そう、そういうのが聞きたかったんですよ!

たこ焼き12個入 400円

たい焼きも注文してみたのですが「土日祝はやってない」とのことなので、今回はたこ焼きのみで。

丁寧な包装は昔から変わりませんね。

これをヒモでしばってぶら下げれば立派な酔っ払いの土産になるので、ワケアリの人は試してみるのもいいかもしれません。

包装紙を広げていくと現れるのが、これまた山長さかい名物の、

そう、木でできた箱(経木)です。

この豊かな木の香りがまた独特で、子ども時代はむしろこの箱の印象のほうが強かったかもしれません。

煮物が冷めるときに味が染み込んでいくように、まるでこのたこ焼きが冷めるときに木の香りが染み込んでいくような、まるで樽酒に木の香りが染み込んでいくような、そんな印象すら感じられるのです。

ふたをスライドさせていくと、

懐かしいにも程があるビジュアルが眼前に広がっていきます。

よくよく考えてみると、このたこ焼きを前回いつ食べたのか思い出せないくらい久しぶりだったのですが、多分自分で買ったのは初めての気がします。

そう思うとかなり感慨深いものがありますなあ。

店長さんの言葉を信じてここはたこ焼きを温めることはせず、そのままでいただいてみることにします。

箱に詰めるときに塗られたソースは既に完全になじんでいます。

マヨネーズも鰹節も青のりも紅ショウガもない、ただソースが塗られているだけのシンプルなたこ焼き。

なんという懐かしい食感と味でしょうか。おや、なんだかカレーの味もするぞ。

ネットで調べてみたところ、カレー粉を入れるのは先代から受け継がれる味らしい。

子どものころはぜんぜん気づかなかったなあ。でも確かにこういう味だった。

食感はかなり粉の量が多い感じで、今どき流行りの外がカリッととか中がふわっととかいうモノとは無縁のたこ焼きです。

タコは小さめで、刻んだネギや昆布が入っているだけのシンプルなたこ焼きですが、いやあこれは本当に懐かしい味だなあ。

もしかしたら県外の人には理解されない味かもしれませんが、このたこ焼きは富山のノスタルジーグルメの代表格といえるのではないでしょうか。

確かに冷めていてもおいしいというか、よくよく思い出してみると昔もほぼ冷めた状態でしか食べたことがなかったので、懐かしいと思うのもごく当たり前の話だったかもしれません。

山長さかい西町店 まとめ

富山人的になつかしい味のたこ焼きは今もなお健在で、丁寧な包装・香る木の箱・冷めてもうまいたこ焼きの変わらなさには、思わず郷愁の念を抱かずにはいられないことでしょう。

変わっていったのは多分お値段くらいでしょうか。

今回はすぐ購入できましたが時には大行列が出来ることもあって、その人気や知名度もまた健在といえるでしょう。

次回はぜひとも温かいうちに食べてみようと思います。「あのたこ焼き懐かしいな」と思った人はぜひ買いに行ってみてくださいね。

特に懐かしいとは思わない人も「あのたこ焼き懐かしいな」といつか思える日のために今のうちに食べておきましょう。

山長さかい西町店
住所:富山県富山市西町3-3

電話:076-421-2365
営業時間:10:00~20:00
定休日:水曜日
電話での注文も可

山長さかい新湊本店

住所:富山県射水市桜町18-5

電話:0766-84-3148

営業時間:9:30~18:00
定休日:水曜日
電話での注文も可

4 COMMENTS

bokuchan

さかいのたこ焼、大変懐かしく、また嬉しく拝読しました。記事の通りで「冷めてもおいしい」ので、みやげに買ってきてもらったやつをそのまま食べていました。

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あるのん

bokuchanさん、こんにちは。
今回久々にこのたこ焼きを食べましたが、昔食べていた当時のことが思い出されてより懐かしく感じられました。
bokuchanさんも今度ぜひどうぞ!

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ゆう☆がく

新湊本店の古くからの常連です。
パックが変わらないのも良いですね。
食べたくなったので、今日のお昼は山長さかいさんのタコ焼きにします。

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あるのん

ゆう☆がくさん、こんにちは。
包装紙のデザインは新しくなった気がしますが、おもわずクンクンしてしまいますね(笑)
ええ、もちろん箱もクンクンしますよ!(笑)
次回は温かいものを食べてみたいと思います。

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