桜木町はお好きですか!?
富山市桜木町は富山県最大の歓楽街として知られていますが、お酒を飲んだ後の〆にいただくものといえば~!?
はい、昭和も平成も令和もラーメンですよね!
もっともぼくは昭和の時代はまだきときとの坊やでしたが・・・
桜木町界隈のラーメン店は昔から出来ては消えてを繰り返してきましたが、近年では数店ものラーメン店がしのぎを削っています。
この日「〆にラーメンでも食いに行くか!」となったのですが、友人が「気になってるラーメン屋があるんだけど」と言ってきたので、「行く行く~!!」と酔っぱらい集団はそのお店へと向かいます。
富山ラーメン
ここかあ・・・
住所は総曲輪一丁目ということなんですが、場所的には桜木町界隈の一番総曲輪よりにあるという感じです。
しかし、よりによって店名が富山ラーメンとは・・・笑
ド直球すぎる店名ですが、ネットで「富山 ラーメン」と検索したときに上位表示することを狙っての店名だとしたらなかなかの策士なのかもしれません。──がSEO的にキーワードが大きすぎて埋もれてしまう説あるやも・・・
メニュー
ラーメンはつけめんや担々麺などもありますが、印象としては「薄口ラーメンと濃口ラーメン」の2枚看板といえるでしょう。
我々おっさん3名は迷うことなく「濃い口」一択でオーダーしました。
座席はカウンターと座敷があるのですが、どちらかというと雰囲気はラーメン店というよりは居酒屋っぽい感じ。
──ということはですよ!?
まあ、とりあえず飲むっきゃないっしょ!
であるならば、やはり肴も必須ですよね。
ていうかラーメンがウリのお店に勝駒があるのもさりげにすごい。そう気軽に仕入れられるお酒ではないですから。
鶏のタタキ
お漬物
だし巻き
初訪問のお店ではだし巻き絶対頼むマンになりがちなぼくですが、これはコスパ高くてリピありですね。
このお店はワンオペだったんですが、マスターの動きががめっちゃ機敏というかそのタスクの処理には目を見張るものがありました。
「この人、仕事できる人や」と思いながら、それも肴に飲むビールもまたうまし。
濃口ラーメン ¥950
ほほう、見た目にはブラックラーメンというほどではないほどよい濃さ。
さっそくスープをいただいてみると見た目同様にほどよい醤油感があり、同時にほどよい甘みも立ち上がってきます。
一言でいうなれば「どこか懐かしさを感じる優しい甘さのラーメン」という感じでしょうか。
「甘味を感じるラーメン」って桜木町では昔からちょいちょいあったんですが、飲み屋街ってそういうラーメンが好まれる傾向でもあるんですかね?他じゃちょっとないですからねえ。
このラーメンにはマスターが惚れ込んだ「穴の谷醤油」の薄口が使用されているということで、ある意味醤油の個性が際立ったラーメンといえるでしょう。そして出汁にも富山の食材を、水も富山の湧水が使われているようです。
この酔っぱらいの好み的にはにはもうちょっと旨味成分にインパクトが欲しいという感じでしたが、中華そばの系譜を辿ってきたようなこのラーメンが好きという人もまた少なくないと思います。
次回はぜひ薄口のほうを食べてみたいと思います。
麺は中太麺。もうとっくにお腹はいっぱいのはずなのに、そこに麺があればすすらないわけにはいかねえんだ!
終わりに
営業時間は諸説ありまして以前は昼も営業されていたとのことですが、現在は夜の早目の時間から営業していてこの日も19時すぎに入店しました。
お店の雰囲気からしてもうお酒が進む感じなので、一献酌み交わしつつラストにラーメンを食べる──というのもアリですね。
マスターはとても気さくで親しみやすい人柄で一人でも全然入れる雰囲気ですのでぜひどうぞ~!
富山ラーメン
住所:富山市総曲輪1丁目6-12 総曲輪コーポ