ども、富山人あるのんです。
富山の特産品やおいしいものを一同に集めたスポットとして誕生したきときと市場 とやマルシェ。
北陸新幹線の開業と同時にオープンして以来、数多くの観光客で日々賑わっていますが、富山県民が来ても楽しい空間となっています。
とやマルシェでは特産品の販売だけでなく飲食店も入っていることから、真っ昼から好きなだけ酒が飲めるという富山でも数少ない昼飲みスポットとして重宝している人も多いことでしょう。
今回は、このとやマルシェでお酒を楽しむことを目的とした内容にしてみました。
週末や連休のお昼どきはめっちゃ混みます
ますの寿しもいろいろあるがやちゃ
とやマルシェでは富山の特産品、お酒、銘菓、工芸品など幅広く販売されていますが、飲食店においても富山を十分に満喫できるお店ばかりが入っています。
白えび亭
まとまった量の白えびがとれるのは富山湾だけ。
観光客にも人気の白えび亭ですが、こちらの白えび天丼は味つけや衣を極力少なめにすることで白えびの繊細な味わいを引き立てています。
そして白えびの刺し身ですが、こちらのお店ではすべて「手むき」のものを使用。
機械むきは早く大量に殻がむけるのだけど、水にさらされるのでどうしても味が落ちちゃうんですね。
「富山湾の宝石」の名に偽りなし。
手むきの白えびの刺し身は、とっても身が甘くてねっとりした食感がたまらない、地元スペシャルな逸品です。
しかし大人気店がゆえに、時には大行列が出来ることもあります。行列を後ろにしながらだと、なかなかゆっくり落ち着いてお酒が飲めないかもしれませんが、ぜひ富山ならではの美味を楽しんでみてください。
海幸山幸越中茶屋
どこか田舎の食堂っぽい雰囲気を残した富山の郷土料理が楽しめるお店。
食事メニューも充実しているし、お酒や肴も各種置いてあるのでちょい飲みにも便利です。
廻る富山湾 すし玉
富山湾は豊かな魚介資源に恵まれていることから、回転寿司のレベルも尋常ではありません。
価格もリーズナブルだし、値段も書いてある明瞭会計なので安心して旨い寿司を堪能することができますね。
ただね、こちらのお店も大人気なので行列必至なんですよね。
日本酒スローフード とやま方舟
富山の酒と食材にこだわった、見た目にもスタイリッシュな居酒屋です。
富山県内すべての酒蔵のお酒を取り扱っているということですが、意外にも他ではそういうお店は見かけないんですよねえ。
酒器には高岡の能作が使用されており、錫100%によるズシリとくる質感とまろやかな飲みくちに「ぐい呑でこんなに雰囲気が変わるのか」と感じること請け合いです。
昼間からやっているというのも非常にポイントが高く、県外からきた友人や取引先の人をちょっともてなす場としても大いに重宝しますよ。
syn(丸八製茶場)
加賀・金沢で親しまれてきた茎のほうじ茶「加賀棒茶」をとことんおいしく飲むことにこだわったお店。
一見和風の喫茶店なのかと思いきや、なんと日本酒も楽しめちゃうんです。
旅箱(加賀棒茶+純米吟醸+あて三種) 1,620円
純米吟醸+あて三種 1,080円
季節のお酒+あて二種 1,080円
貴醸酒+チョコレートケーキ 1,296円
三種飲み比べ 1,080円
お酒のみ(スタッフに確認要)
※季節によりメニューは変わります
※日本酒はすべて満寿泉を使用
ぼくのおすすめは、なんといってもこちらの旅箱。
このような箱で出てきます。
これを開けてみると、
まるで旅の合間に一息つくような安堵感と、箱を開けるときのワクワクする感じが同時に楽しめます。この演出は楽しい。
そしてこれらは自分で取り出して並べていくのですが、これをどう配置するかはあなたのセンス次第。
お茶やお酒、水や器のすべてにこだわりが感じとれます。人で混み合うことも多いとやマルシェですが、このお店の一角だけ隔離された別世界のようであり、この場所だけ緩やかに時間が流れているように感じます。
一般の居酒屋とは異なる魅力に包まれたお店ですので、お茶をするような感覚でお気軽に立ち寄ってみてください。
つりや
こちらで販売されている酒肴はどれもほどよい絶妙な味付けで、富山の日本酒とは抜群に合います。さばの燻製はコスパ抜群。
今回注目すべきは、こちらのショーケースで売られている肴。
左側を見ると、一人前がパックで売られているんですねえ。
そしてさらに左横にあるこちらの機械に注目!
お酒の自動販売機です。一杯200円。
カップを置かずにボタンを押すと絶望することになるのでよく注意しましょう。(経験者談)
肴が一人前で買えて、お酒もカップで売っているということは~!?
はい、
その場でいただけちゃうんです!やったあああああ!!!
写真左のすり身揚げは氷見産の魚を使用した「ととぼっち揚げ」で、右が鯖・はたはた・ほたるいかの燻製です。
いやもう最高!まじ最高!ついついお酒もおかわりしちゃううう。
しかし店先でいただいてると弥が上にも観光客に注目されることになりますので、それに優越感に浸るのかちょっと気恥ずかしく感じるかはあなた次第。
置いてあるお酒はその時々で変わりますが、この中の定番で常に置いてある満寿泉のワイン樽で熟成されたものが全国的にも珍しいものなので、ぜひこれも味見していただきたいですね。
西町大喜
締めのラーメンに大喜はいかが?
西町大喜は富山のラーメンの歴史を語る上では絶対に外すことの出来ない老舗店なのです。
このラーメンの色の濃さ。
「肉体従事者のためにおかずになる味の濃いラーメンを」ということで「トヤマブラックラーメン」の元祖となった歴史あるラーメンなのです。
しか~し、「あまりにもしょっぱすぎる」ということで実は地元民でも敬遠する人は少なくないのですが、県外の人であれば確実に話の種にはなると思います。
今や大喜以外にもトヤマブラックを出す店は多いですが、それらのラーメンの殆どは食べやすい味になっています。
しかしながら、あえて昔ながらのこの元祖の味を試してこそ「トヤマブラックを食べた!」と胸を張って言えるのではないかと思います。
GOSHU
お酒を飲んだら水もいっぱい飲みましょう。
とやマルシェの入り口から一番近い場所にある、富山の水を扱った専門店GOSHU。
ミネラルウォーター・健康飲料・食品・化粧品等、品質の高いこだわりの商品が並びます。
そして、お酒を飲んだ後にいただいても旨すぎるものがこちらです。
塩ソフト 350円。 なかなかのお値段ですが、味は濃厚で塩もきいててめっちゃうまい!
酔っ払うとめっちゃアイス食べたくなりませんか?お酒の後の最後の最後にいただくと幸せが訪れます。
まとめ
富山の美味しいものがほぼこのとやマルシェで揃いますが、同じ富山駅の敷地内にある「さかな屋撰鮮」は富山湾の海産物が存分に楽しめますし、敷地の向かい側には富山の特産品や工芸品を扱う「ととやま」もあります。
この3店舗はどれもすぐ近い場所にあるので、お時間のある人は全部見て回るといい買い物やおいしい食事にありつけますよ。
とやマルシェ
住所:富山市明輪町1-220
電話:076-471-8100
営業時間8:30~20:30
(飲食店は10:00~21:30)
コメント
コメント一覧 (6件)
こんにちは。マルシェはお土産やご当地ものが此処でほぼ揃うのが素晴らしいです。家人は仙台出身なのですが「くるくるかまぼこ」をみて仙台のかまぼことは異なること、風呂にはバスクリンでもバブでもなく「パパヤ桃原」を入れることなど興味深かったようです。
こんばんわ!
とやマルシェは本当いいとこですよね。
ぼくは地鉄で駅に行くことが多いので、必ずと行っていいほどとやマルシェをチェックしちゃいます。もう何十回行ったかな?
富山でかまぼこといえば、ハットリくんのほっぺ状のものを指しますが、これがいいんですよね。
お恥ずかしながら、パパヤ桃源については今初めて知りました。
あのデザインで、今も販売されているというのは逆に新鮮ですね(笑)
昨年いった時に大喜3人で行きましたが、たしかにしょっぱかったw
あれがデフォってわけじゃないのねw
次回は別の富山ブラックも食べてみよっと
うん、他のお店のはだいたい食べやすくなってるw
メンマの塩気がスープに溶け出してくるので、食べてる間にスープの塩気が増していくんだよね。
個人的におすすめのお店もあるので、また富山ブラック食べに来てね!
おいしそ~~~(*´ω`*)
食べにいこうかなw
回転ずしとお水が飲みたい!
富山ブラックはカップラーメンで食べたことあるけど、
おいしかったよ!
本場だともっと濃いんですねえ。
冬は美味しい魚がいっぱいあるから、早く食べに来てね~w
水に目が行くとはお目が高い!もう来るしかありませんね^^
カップ麺も濃いめにはなってるけど、やはり本場で食べてこそだね。
お待ちしてます!w