こんにちは、日本昼飲み推進協会会長補佐代理ブロガーあるのんです。
今日も真っ昼間からアルコールを求めて白昼徘徊と洒落込んでいきますよ~!
多少身なりが怪しかろうとも言動が怪しかろうとも、職質を受ける確率が低いと思われる点は昼飲みのメリットの一つと言えるのではないでしょうか。
今回訪れたのはこちらのビル──と言っても、行列ができるあの人気店ではなくその2階にあるお店です。
この場所に移転してからは初訪問です。ドキドキ・・・
シンクエンタ・ウノ(51)
ほおお・・・ このワイン一色な店内はなかなかに壮観な光景です。そう、「シンクエンタ・ウノ」は14時から営業しているワインバーなのです。
我らが富山もここ数年で昼飲みができるお店はかなり増えましたが、ついにワインバーも昼から楽しめる時代になったとは胸熱案件でしかありません。令和バンザイ!
メニュー
バーと言いつつ、レストランばりの本格料理がずらりと並んでいるではありませんか。
富山の食材を積極的に取り入れているのも印象的ですが、ジビエにも大きなこだわりがあり「とやまジビエをおいしく食べられるお店」として富山県のサイトにも紹介されています。
最下段の「季節のジビエ料理」は時価となっています。現在の季節のジビエ料理はシカ肉を扱ったものとのことですが、お値段を聞いてみたら──・・・「もっとブログの広告収入があればな・・・」と躊躇しかありませんでしたが、調理中のシカ肉の画像も見せてもらったりするとテンションも上がったりしてめっちゃ食べてみてえ~!!
早めに行かないとなくなるっぽい感じでしたので、気になった人は冷やかしでもいいのでぜひ聞いてみてくださいね。
ということで赤ワインですよ。
ワインと一緒に出てきたのはチャームというお通し的プレート。
これがかなり充実していてこれだけでも楽しめること請け合いです。実はこの日、既に二軒目ということでお腹の具合もほどほどに満たされているのでこのくらいがちょうどいい感じ。
オリーブ、ワイン屋のぬか漬け、五箇山豆腐のクリームチーズ、ジビエの血のブーダン・ノワールという内容で、特にジビエの血のブーダンノワールはメニューを眺めていてめっちゃ気になっていたので嬉しい。
日本で「血」を料理に取り入れたものってなかなか見かけないので抵抗のある人もいるでしょうけど、ヨーロッパでは「家畜を無駄なく使用する」という考えから豚の血を使用するのは古くからあるのです。
気になるお味はというと──・・・めっちゃスパイス感があってうめえ~!
臭みとかはまったくなくて、独特のスパイス感が後を引く個性的な味だけど食べやすいという「食べればわかる」としか言いようのない味なのですが、赤ワインにもバッチリ合いますぞ!
ということでワインが進みまるのも致し方ない案件といえるでしょう。
せっかくだからジビエ的なものもいただいてみたいなあ──と思ってメニューを眺めていると・・・ お、あるやん!今の腹具合にちょうどいい感じのが。
イノシシの生ハム
どんな味がするんだろうとイノシシの生ハムをオーダーすると、入り口のインテリアと化している生ハムの原木に手をかけるマスター。
え・・・・・!!?
これ、イノシシの原木だったの!?
イノシシの生ハムって輸入モノとかかな?と漠然と思ってましたが、まさか地元の富山イノシシを自家製で原木にしてしまうとは・・・ 面白すぎる!!
慣れた手付きで生ハムを薄くカットしていくマスター。
生ハムって薄く切らないとおいしくならないんですが、でもこれがめっちゃ難しいんですよね~
マスターは「鮭とばみたいな感じ」と言っていましたが、食べてみると確かに鮭とばに例えた意図がよくわかりました。
一般的な生ハムに比べて水分量が少なめなので結構な歯ごたえがあります。噛みしめると風味がじんわりと立ち上がってきて、イノシシが醸し出す旨味をダイレクトに楽しむことができます。これはいいものだ・・・・
ワインが進んでしまうではないか。
こちらは自家製のゆず酒。
ご実家の柚子と氷砂糖をウオッカに漬け込んだものだそうで、オーダー時に「ロックで」と言うと「ロックだと濃すぎるからソーダ割りがいいよ」とのことでいただいてみると・・・・
う~ん、確かに!
めっちゃ味が濃ゆくてソーダ割りでもかなり濃い感じ。いやあ、これもおいしいな~
もっと昼飲みアピールを
外からお店を見た感じでは「現在お店はやっているのか」とか「お店は何時からオープンしているのか」とか「どんなメニューがあるのか」などがまったくわからないんですよね。
このビルの1階はいつも行列ができる人気店なので「一階の階段あたりに営業時間とかメニューとか出しておけば、色んな人が見てくれるから宣伝になるのでは?」的な意見をマスターに伝えてみたところ、「一応わかるようにしてありますよ」とのこと。
なんでもネオンを青く光らせているのが営業中のサインなのだとか。そんなんあったかな?と思いつつ、退店後にそのネオンとやらを確認してみたところ──
え?
わかるわけねえ・・・
昼間はスパイ映画ばりにわかりづらいサインではありますが、この幸せの青いネオンが灯っていれば営業中とのことなので、ネオンが確認できましたら迷わず大人の階段を駆け上がっていきましょう。
マスターはとってもこだわりのある人だと思うのですが同時にとっても気さくで話しやすい人なので、シンクエンタ・ウノは一人でも気軽に立ち寄れるお店となっていますぞ。
「昼営業はこれからも続けていきます」とのありがたきお言葉も頂戴いただけましたので、昼でも夜でもオシャレなワインバーで楽しい一杯をぜひどうぞ~♪
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