こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。
いや~、焼き肉って最高ですよね。み~んな大好き焼肉ちゃんですが、「一人焼肉」ってしたことありますか?
ぼくは近年になってはじめてやってみた感じなんですが、一人焼肉ってけっこう敷居が高く感じられるんですよねえ。
ですが、ご安心ください。
今回ご紹介するお店は、焼肉店なのに1枚ずつ注文できて、めっちゃおいしいお肉が、めっちゃリーズナブルに、ソロ焼き肉がめっちゃ満喫でき、なんなら2人以上で行っても一人焼き肉になってしまうという楽しいお店です。
何言ってるかわからんという人も、一人焼肉は興味あるのんという人も、ただうまい肉が食べたいという人も必見ですぞ。
焼き肉うしまる
お店の場所は富山市桜木町の飲み屋街の端に位置し、「居酒屋金泉」の目の前にあるといえば通じる人も多いのではないでしょうか。
このお店の特色は以下の4点。
- A4・A5ランクの肉を使用
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席はカウンター10席のみ
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一席に一台ロースターを完備
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焼き肉は一枚からの注文。(一枚~ではなく一枚単位での提供)
これはもう「一人焼肉のためのお店」と言っても過言ではありません。
2人以上で訪れても1人に一台ロースターがあるので、一人焼肉のように楽しめるのがとても新鮮で楽しいのです。
まずは付き出しでルービーを流し込まないとね。肉を焼く気力や体力がもりもりわいてこようというもの。
カウンターのテーブルには引き出しがあり、そこには割り箸やらお手拭きやら紙エプロンやらが入っています。
足元には荷物を入れておけるバッグがあるのでこういう配慮もありがたいポイントですし、トイレも綺麗なので女性も安心して訪れることができますよ。
メニュー
お肉の種類がとっても豊富な上に、お値段はとってもリーズナブル。
しかも安かろう悪かろうではなく、産地も品質もしっかりしたものを揃えているというのがまたすごい。
肉メニューは豊富なんですが「その肉は昨夜売れすぎてなくなった」ということは往々にしてあるらしく、実際はカウンター前にある札メニューがその日にあるメニューとなっています。
肉を焼く前は、和牛の脂で網をぬりぬり。
調味料はタレと塩とワサビ。
「肉の脂や旨さを味わってほしいから」というこだわりから、タレはけっこうな薄味となっています。
カメノコ 1枚280円
※価格はすべて税込
赤身が多くレアがオススメ
ランボソ 1枚280円
味わい深くとても柔らかい
インサイド 1枚280円
横隔膜の近くの部分
バラ板 1枚180円
カルビと呼ばれる部位
これらの生肉から伝わってくる「ただごとでない肉質」っぷりにお気づきでしょうか。もちろん見た目ばかりでなく味もすこぶる宜しいことは言うまでもありません。
焼き肉っていうと「焼きまくって~さあ食べて~」みたな忙しいノリがありますが、こちらでの焼き肉は自分のペースでゆっくり焼いて食べられるスローフードなスタイルがなんとも斬新です。
サーロイン 1枚 480円
言わずとしれた最高級部位
画像左が最高級サーロイン。そして右側が・・・
右側のお肉が、あの憧れの・・・
はい、シャトーブリアンさんです!
シャトーブリアン 1枚580円
牛肉の最高峰・希少部位
シャトーブリアンとは何かというと、ヒレ肉の中でも最高級の稀少な部位で一頭からわずか600gほどしかとれないという超希少部位であります。
通常のヒレ肉よりもさらに柔らかく、そして旨味は抜群という代物で、相場は150gほどのステーキで“万”をゆうに超え、人気のブランド肉であればさらにその数倍することもあるそうです。
とっても柔らかいのにしっかりとした肉の食感や旨さがダイレクトに伝わってきて、これはちょっとこれまでに味わったことのない美味しさです。
しかも「安いから薄く切ってある」とかじゃなくて、しっかり厚みもあります。他のお肉もそうですが、特にこれはとてもこんな値段で食べられるようなものではないと唸るしかありません。
味覚が新鮮なうちに食べるか、最後の締めに食べるかはあなた次第。でも最後に食べようとして「あ、今終わっちゃいました」とか言われたなら、ぼくなら枕に顔を埋めながら号泣することでしょう。
このお店に来たらぜひこのお肉は食べて帰っていただきたいですね。
ウルテ 60円
ノドの軟骨部分・噛みごたえ抜群
このお店で一番お高いメニューがシャトーブリアンですが、逆に一番安いのがこのウルテ。
タツノオトシゴ・・・!?ではなくノドの軟骨とのことですが、これで60円ってありえるの!?と思い、つい「これって本当にこの値段なんですか?」と疑り深いことを言ってしまい、その説は失礼致しました。
本当にこのお値段でした。
イチボ 1枚 380円
柔らか赤身の代表格
シマチョウ 130円
小腸部分・旨味濃厚
ツラミ 1枚 220円
逆に定番メニューには載っていない「ツラミ」。札には「タンよりうまい!!」と書かれていて、そんなこと書かれたら食べないという選択肢はありませんよね。
ツラミというのは、恨み・・・ではなく、牛の頬肉のことです。顔(ツラ)身ということですね。
よく動かす部位なので「歯ごたえがあり味も濃厚」ということです。
う~ん・・・ 確かに!!!
確かにすっごい噛みごたえがあって、口内は肉を噛みしめるごとに旨味でアップデートされていきます。
しかも肉は飛騨牛という。なんとまた贅沢な・・・!!
どうもごちそうさまでした!!
うしまる まとめ
安くて、美味しくて、ゆっくり食べられて、とってもいいお店でした。
この日他の客さんは一人で来ている人ばかりで、一人焼き肉を楽しむのにこれほど最適なお店があるだろうかと思わざるを得ませんでした。
そして焼き肉も安いんですが、他の一品物やアルコールドリンクのリーズナブルっぷりは、「このお店はいったい何で儲けているのだろうか」と心配になってこようというもの。
「こちらのお店ってお肉屋さんの経営なんですか?」と聞いてみたところ別にそうではなく、他にも色々と飲食店を経営しているからこそできることのようです。
こういう素敵なお店がいつでも、いつまでも楽しめる世の中であってほしいなあ。
うしまる
住所:富山市本町8-1
電話:076-482-3215
【営業時間】
平日11:30~14:00(LO13:30)
17:00~02:00(LO01:30)
土曜16:00~02:00(LO01:30)
祝日16:00~22:00(LO21:30)
定休日:日曜日
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも美味しそうな記事をありがとうございます。
大皿で肉がドカンと来るのではなく、少量でいろいろ楽しめるのはありがたいですね。
少量でもシャトーブリアンが手頃に食べられるのは非常に魅力的です。テレビで見たあの肉に近づく機会が有るなんて‥。
ゲコには飲み屋街への敷居が高く感じますが(笑)いつか行ってみたいと思います。
さくら 神楽さん、こんにちは。
そうなんですよ!焼肉って一人だとそう何皿も食べられないんですが、
こちらは色んなお肉をちょっとずつ食べられるのが最高すぎます。
さくら神楽さんは下戸とのことですが、
ソフトドリンクもあるしライスもあるので、そちらでも十分楽しめると思います。
飲み屋街かもしれませんがお酒メインのお店ならともかく、焼肉店であればお好きなように過ごしていいと思いますよ。
ぜひぜひ行ってみてくださいね!