ども、富山人あるのんです。
数多くの飲食店がひしめく富山駅前。
「あのお店が潰れた」「新しいお店が出来た」と聞いては一喜一憂する我々でありますが、中には昔から変わらないお店も存在します。
今回はそんな貴重なお店の一つ、『お好み焼き・焼きそば やきやきー』に行ってまいりました。
この「いかにも」な佇まい。
もうすぐ平成も終わるかもしれないという時代に、今昭和の記憶が鮮やかに甦る。
そして店内も期待を裏切らない。
このメニューまでもが昭和から受け継がれてきたかのようだ。若い店にこの味は出せまい。
各大盛りは100円増し。ただし学生は大盛り無料。
豊富すぎる焼きメニュー。さすがやきやきーという店名だけのことはある。
とりあえず、お好み焼きと餃子をルービーで流し込みたい。
他は~、ねぎまと牛すじかな。
■餃子 380円
皿…
皮がふっかふかなタイプ。これは珍しい餃子。
まさにいちご100%
取り皿系は全部これ。このファンシーさも昭和ならではであろう。
■ねぎま 400円
油も滴るいいお肉。豚肉のねぎまとは意外だった。
ねぎまとは本来ねぎとマグロを使用したものであるが、マグロが高価なものになったことから鶏肉を使用するようになったという。
しかし名古屋圏でねぎまといえば豚肉のことをいう。
マグロか鶏肉か豚肉か、フローラかビアンカか、西野か東城か、永遠に論争の決着はつかない。
■牛すじ 450円
甘辛く煮込まれた牛すじ。ビールがじゃぶじゃぶ減っていく。
この牛すじの画像をよく見ていただきたい。緑色の細かいつぶつぶが見えないだろうか。
これぞまさに、一味と間違えて海苔を振りかけてしまった素人の所業。
「俺こんなシブい店知ってんだぜ!」と意気揚々とやってきてこんなことをやってしまったら全てが水疱と化すであろう。
おばちゃんが焼いてくれます
カウンターや座席には焼く用の鉄板があるんですが、焼き物はおばちゃんがカウンターで焼いたのを持ってきてくれます。
焼きあがる直前に目の前の鉄板に火を入れ、その上に乗せて保温する感じですね。
■お好み焼き(豚) 600円
きたきたーー!!
なかなかにしっとりしたお好み焼き。
ちびちびと食べながらビールを流し込む。これ最高。
時間も巻き戻ればいいのに…昭和に思いを馳せながらノスタルジーな気分に浸る。
店内を見渡すとさすが老舗店らしく、壁には有名人らしき人たちの色紙が並んでいる。
達筆すぎてほぼほぼ読めない
カウンターには焼酎のボトルも並ぶ。馴染みのお客さんに支えられているのだなと感じます。
一人飲みでも安心設計
一人だからって、スマホばかり眺めているのでは風情がない。
店内にある豊富な書物で、読書にふけながら一杯やるものまた乙なものです。
このラインナップに風情があるかは置いといて
ランチサービスもやっていて、一品以上の注文によりライス+味噌汁+おしんこが120円で追加できます。
まとめ
このお店はおばちゃんが一人で切り盛りしているので、お客さんが多くなるとかなり忙しそうです。
なので、注文や会計は皆さん空気を読んで行っているように見えました。そしてあまり長居せずに食べて飲んでスマートに会計するのがやきやきー流なのかもしれません。
この懐かしいお店で懐かしい味のお好み焼きを食べながら、あの頃を思い出しながら飲むビールもまたいいものですよ。
店名論争に終止符を
ちなみに店名の『やきやきー』ですが、やきやきイチ?なのか、やきやきぃ~?なのか呼び方がどっちなのかちょっとわかりにくい。
我々スタッフが独自に調査するも見つからず、諦めかけたその瞬間・・・!
やきやき~でした!
これで夜もぐっすり眠れそうです。
やきやきー
住所:富山県富山市新富町1-3-21
電話:076-444-9340
営業時間:12:00~(14:00までランチタイム)
定休日:月曜
コメント
コメント一覧 (3件)
雰囲気から料理までどう見ても僕のどツボです。
こういうお店で飲むルービーは格別なんですよね♪
関西舌なのか周りには理解してもらえませんが僕はお好み焼きをオカズにご飯と味噌汁を食べるのが大好きです。
ええ、まずお好み焼きで飲んで、最後ご飯で〆るタカキさんが目に浮かびますw
そう、ビール一杯の価値が高く感じるんですよね~。
そしてありがたいことにちゃんと瓶ルービーもあります。
こういうお店と瓶ビールの親和性は異常w
この手のお店とコンビニ廉価版コミックは相性バグツンですよw
ゴルゴ13はど定番として、弘兼憲史作品(黄昏流星群が多し?)が多いですねw 歯抜けルーキーズや代紋TAKE2なんかもgoodです。