こんにちは、富山人あるのんです。
今回はついに念願かなってあのお店に入ることができました。
そう、ビストロ酒場やなぎ屋です。
やなぎ屋
移転前のお店には行ったことがあったのですが、移転してからより人気になったのか何度かフラりと訪れては振られるという涙に暮れる夜を過ごしていました。
今回はついにスマートフォンという文明の利器を活用し、「事前に予約する」という高度な技を駆使することでついに入店と相成りました!
と言っても当日の電話だったのでなかなか分の悪い勝負ではありましたが。
お店は外も中も移転前に比べてよりオシャンティーになっています。席はほどなくしてほぼ満席になりましたが女子率の高さがすごい。
座席は1階がカウンター、テーブル、個室があって、2階は座敷と大きなテーブルの個室となっています。
メニュー
鮮魚のカルパッチョ・うにく・バーニャカウダ・山盛り蛤(ハマグリ)などの看板メニューは今も健在。
単品飲み放題メニュー
単品飲み放題も可能。値段はメモってなかったのでうろ覚えで申し訳ありませんが、確か90分で2,200円、120分で2,500円だったと思います。
ぼくみたいに飲みペースが早い人間にとってはめっちゃありがたいです。
まずはルービーから。飲み放題にアサヒマルエフとは嬉しい。
お通しのオシャレさで既にノックアウト寸前。
豚刺し3種盛り ¥1,080
「豚刺し3種盛り」のパワーワード感ヤバい!
ロース刺し・タン刺し・テッポウポン酢の3種ですが、どれもクセがなく食感も抜群ですね。
刺し身と言っても低温調理でしっかり熱は通っているのでどうかご安心を。
タコのスパイシーから揚げ ¥780
外はカラッとして中はジューシー。これはビールのアテにも最高ですよ。
わかめの唐揚げ ¥450
スピードメニューということですが、揚げているからか意外とそうでもない気がしたこちらの一品。
わかめの唐揚げとはまた珍しいですが、いやこれは・・・これは、うまいっすね!!わかめがもちもちしていてちょっとクセになるというか後を引く味です。
チーズとあさりのチャンジャ ¥500
いつものタラを使用したチャンジャではなくあえてアサリというのが面白いですね。
アサリは柔らかいので食べやすいし味はチャンジャそのものなのでクリームチーズとの相性も抜群。
明太子の燻製 ¥500
こ・・・これは──!!!
これは思った以上に酒のアテ!!明太子そのものは生なのですが、冷燻によって燻製の魅惑的な香りだけが付加されています。
そばつゆが入ってそうな酒器から酒を注ぎ入れまくり。
飲み放題の日本酒は「冷酒・熱燗」となっていて銘柄が書いてありません。
グランドメニューの地酒は曙・林・吉乃友・千代鶴・羽根屋・苗加屋・勝駒というラインナップですが、「よっしゃこの冷酒がどの蔵のお酒か当ててみせよう」と意気込んで味見してみると・・・あれ!?わからん。──と言っても県外の紙パックのお酒などではないことは明白。
「富山のお酒だとは思うのだけど・・・」とトーンダウンしてお店の人に聞いてみると──
「立山です」
ああーそっちねー!確かにそうだわ。こうして味わってみると立山もえらい飲みやすいお酒ですなあ。
アボカドとマグロのなめろう ¥650
アジではなくマグロのなめろうとはまた珍しい。しかもアボカドと和えているので濃厚な脂質感も楽しめます。
野菜を食べるバーニャカウダ ¥880
やなぎ屋といえばやっぱコレ!
色とりどりの野菜は見た目にも素晴らしいですが、やっぱ主役はなんといってもこのバーニャカウダソースにあります。
ソースの器はバーニャカウダポットになっていて中にはキャンドルが入っています。なので常にアチアチで食べられるし、煮詰まってくるとより濃厚な味わいへと変化していきます。
このバーニャカウダソースとお野菜がすっごくおいしくて無限に食べていたい逸品です。
ある人にこのバーニャカウダを食べてもらおうと連れて行ったところ「別にこんな歩いてまでバーニャカウダ食べたくないんだけど」と文句言ってた人が、食べた瞬間・・・「これ1人1人前いるわ!」と絶賛に変わったという話は今も語りぐさになっています。
あまり時間が経つと下が焦げてくるのでたまにかき混ぜながらいただくのがオススメです。
鶏ガラスープの焼きおにぎり ¥600
カリカリになった焼きおにぎりをあえてスープに漬けてしまうという大胆さ。
ちょっとずつ崩しながらいただくとお腹も気持ちもほっこりすること請け合いです。
どうもごちそうさまでした!
終わりに
以前と変わらずオリジナリティーがあって楽しいお店でとっても満足しました。
はまぐりからの〆パスタに辿り着けなかったのが唯一の心残りですが、それがまた訪れたいという活力になるのです。
皆さんもぜひ行ってみてくださいね!ちゃんと予約して・・・笑
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