【閉業】【酒肴房ぜんろく駅前店】日曜もやってて地元民にも観光客にも嬉しい居酒屋

※酒肴房ぜんろく富山駅前店は閉店しました(魚津店はあります)

こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。

富山ではどの居酒屋も魚がおいしいと思います。（チェーン店は別として）

富山人は魚の鮮度に関しては大変に厳しい目を持っているので、変なものを出そうものなら悪い口コミがすぐに広がってしまいます。

富山はそういう土地柄なので、魚の鮮度に特にこだわりのあるお店は市場がやってない日曜日はお休みだったりします。

じゃあ日曜日やってるお店の魚はいまいちなの？

というと、まったくそういうことを感じさせない、いいお店もちゃんと存在します。

今回ご紹介するお店は、日曜日も営業していてしっかり魚も旨い居酒屋『酒肴房 ぜんろく』に行ってきましたので、「わしゃ日曜日に旨い魚が食いたいんじゃい！」という人もどうか安心してくだはれ。

酒肴房 ぜんろく

場所は富山駅前で、CiCのすぐ真裏のビルの2階にあります。

日曜日というと、金曜や土曜に比べるとわりと空いてるイメージなのですが、どっこいこちらのお店は日曜日でもひっきりなしに人が訪れてきて、断られるグループも多くほぼ満席状態がずっと続いていました。

メニュー一覧

フードメニュー

こちらのグランドメニューは網羅性は高いんですが、いろんなお店で見かける定番中の定番メニューが多めといった感じでしょうか。

ではここで、おすすめメニューを見てみましょう。

その日のおすすめメニュー

おすすめメニューには日付が書いてあるので、こちらは毎日更新されているようです。

まさに「これぞ富山！」という品揃え。

そしてさらに裏を見てみると、

おすすめ一品料理

おすすめ一品料理には、なかなかにユニークなメニューが揃ってますね。

他店にはそうそうないであろう、白エビチヂミ、白エビピザ、白エビ玉子焼き、昆布〆鶏の唐揚げ、石焼きバイ飯など、地元民も観光客も楽しめそうなメニューが色々ありますよ。

そしてちょいちょい見かける「魚津名物」「魚津名産」のメニュー。このお店の魚は魚津漁港直送とのことです。

ドリンクメニュー

富山の人気の地酒が揃っています。梅酒の密かな充実度にも注目したいところですね。

さあそれでは食べ物を注文していきますぞ！

■カワハギ造り 680円

カワハギはまさに肝がキモ。

身と肝をポン酢でいただくこの幸せは紛うことなき至福のひとときであります。

■昆布〆鶏の唐揚げ 450円

昆布〆鶏のから揚げ！？と、一目散に注文したのがこちら。

何やら刻み昆布がまぶしてあって、いったいどんな味がするのでしょうか。

食べてみたところ、正直昆布らしき味は感じられませんでしたが、とてもジューシーでおいしい唐揚げでございました。

■白エビチヂミ 600円

これもまた珍しい一品。

白エビを使用した料理は数あれど、白エビチヂミや白エビピザを出すお店なんて富山でもちょっとないよね。

このチヂミの生地はふわっとしてて、白エビの食感と香りが十分に楽しめるものでした。タレもまたおいしくて、味もボリュームも大いに満足！

■自家製 〆サバ 680円

新しいお店に入ったら必ず〆鯖を試したいくらいに〆鯖が好きです。

こちらのしめ鯖は身がぶ厚く、抜群のテクスチャー感が楽しめます。酢締めが強めだったので、これにはワサビよりも生姜醤油が素晴らしく合いました。これには熱燗がすすみまくりですよ。

■アジのタタキ 650円

ここまで念入りに叩くタタキもなかなかないのでは。

なめろうばりに細かく刻まれたアジですが、このアジの質がまた素晴らしくて、身に甘味すら感じるその味わいにまたさらに酒がすすみますね。

■自家製カニミソ 480円

とっても濃厚なミソの味。業務用のものや様々な混ぜ物をしたカニミソとは次元が違う。

そして小鉢に添えられた『えび満月』がこのカニミソと素晴らしく合うのです。自宅でカニミソを食べる人は、ぜひこのえび満月を一度試してみてください。

いや～困ったことに熱燗がジャブジャブ減っていきますよ。

■石焼きバイ飯 780円

いよいよ〆の一品へ。

石焼きでジュージューに焼かれたなんとも旨そうな…いや絶対旨いに違いないであろうバイ飯をスプーンでまぜこぜにしていただきます。

いや～もう最高でした！お腹もちょーいっぱい。

どうもごちそうさまでした。

 

富山人にも観光客にも嬉しい“酒菜房 ぜんろく”でした。