【奇跡の霊水】水の王国富山でも特別な“穴の谷の霊水”を汲みに行ってきた結果

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ども、富山人あるのんです。

水の王国と呼ばれて久しい富山。名水百選から4ヶ所、平成の名水百選から4ヶ所が富山県から選ばれており、計8ヶ所というのは全国でも一位なのです。

富山の名水はこの8ヶ所だけでなく、富山県内のいたるところで名水が湧き出ています。おいしい水が豊富にあるというのは富山県の大きな魅力のひとつといえるでしょう。

そんなレベルの高い富山の水の中でもある意味特別といってもいい水が、上市町の「穴の谷の霊水」ではないでしょうか。いったどう特別なのか、記事を最後まで読んでいただければきっとわかっていただけることでしょう。

穴の谷の霊水

まだ江戸時代のこと、白心(はくしん)法師がこの地で3年3ヶ月修行して以来、この地が霊場として知られるようになりました。難病の女性がこの水を飲んだところたちまち歩けるようになったという言い伝えがあったり、不純物が非常に少ないため4年間水が腐らないといわれるこの霊水を求めて、全国から日々多くの人たちがこの穴の谷の霊場に訪れるのです。

ということで今回はこちらの穴の谷に行ってみたいと思います。正直に言って以前いつ行ったか覚えてないくらいですが、多分20年ぶりくらいかもしれません。

「穴の谷」ってなんて読む?

かつては無知をいいことにそんまんま「あなのたに」って言ってたんですけど、友人から「それ、あなんたんって言うんよ」と教えていただきました。

「穴の谷=あなんたん」ってレベル高えな。それ以来、ぼくの心の中にある疑問がくすぶることとなったのです。20年の歳月を経て、さあ今こそ長年の疑問に終止符を打とうぞ!

ということで上市在住のSさんにある質問をぶつけてみました。

あの、ちょっとまじめに答えて欲しいんだけど、上市の人ってこれなんて読むん?

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(*´ω`*)ワクワク

え?

(*´д`*)ゴクリ…

かぜのたにのナウシカでしょ?


ざけんなコラ!!わいの純情を返せ!!!!

20年来の夢と希望がはかなくも打ち砕かれてしまったあるのんでしたが、気を取り直して霊場へと向かうことにしましょう。

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ほんのり山道を走り駐車場へ到着。富山市内から車で30分くらいでしょうか。

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おおっとぉ、駐車場が有料です。郊外に大型店舗が多い富山なので、富山の郊外で駐車料金のかかる施設は極めて稀ではないでしょうか。

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普通車なので200円でした。さあここから歩きますよ!

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公式では霊場まで歩いて5分とありますが、実際は10分ほどかかる感じです。

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山道を歩いていると、いたる場所にお地蔵さんがおわします。この山道を進む一歩一歩が霊場の厳かな世界観とシンクロしていくようで、歩を進めるごとに独特の雰囲気に包まれていきます。

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108段の階段

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さあ、この階段を下ればいよいよ霊場です。(これ、帰り登ってこなきゃいけないんだよな…)

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ポリタンクを買う予定はなかったけど、せっかくだから買っていくか。じゃあ一番安いので…え!?1Lのない?え!?4Lもないって!?

否応なしに10L(600円)を買うことになってしまいました。まあここはしょうがないか。

ちなみにポリタンクを持参した場合はどうなるかというと、10Lにつき50円の料金(水管理費)がかかります。富山で湧き水を汲むのに料金がかかるところって、ここくらいかもしれませんね。まあ、なんたって特別な霊水ですので。

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真新しいポリタンクを水ですすぎ、いよいよ霊水口へ。

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龍の口から水を注ぐホースが伸びています。これはもう見るからにご利益がありそうではありませんか。しかも多人数にもマルチタスクで対応可能な4コア仕様です。

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そして穴の谷は水を汲んで終わりではありません

水を汲み終えたらさらに奥へと進みましょう。

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薬師如来堂でお参りして行きます。このすぐ奥に原水となる洞窟があるとのことですが、一般人は立ち入ることができません。

もちろんここでもお賽銭を収めてきましたよ。

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こちらは見なかったことに…。

見るもん見たし、んじゃ帰っか!

しかしここである問題が

まさか、これ持って階段登るのん?

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20L(20kg)と思わしきタンクを持って運ぶ人たちもいますが、ナイフとフォークより重いものを持ったことのないぼくなので、半分の10Lとはいえ途方に暮れました。

ですが、ご安心ください!

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上まで一気に運ぶコンベアーがありますので、お年寄りでも安心です。

ええ、勘のいい皆様のご想像通り、これももちろん

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有料です。

10Lで100円、20Lで200円なので、ポリタンクの本数が増えればその分だけ加算されます。どれだけ大量に運んでもビタ一文まからないビジネスライク仕様。

せっかくなのでコンベアーを使ってみました

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もっとのんびり上がるのかと思ったけど、すんごい勢いで駆け上がっていきます。すごいぞ!さすが有料だ!(ぼくも一緒に運んでほしい…)

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階段で苦労して運ぶ人たちを一気にごぼう抜きし、さっそうと上でゲット。

しかしここでまた新たな問題が!

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ま、まさかこの距離を運ぶんか!?

もし20Lだったりしたら地獄やろこれ…。

ですが、ご安心ください!

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台車&一輪車あります!!

もちろん有料。

これがあればらくらく運ぶことができますね。ぼくは10Lなのでなんとか持って歩きましたが、この距離の20Lはさすがにきつすぎますからね。

この穴の谷霊場で一番心に残ったこと

これこれ、この冷蔵庫に注目ですよ。

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なんと霊水が無料で飲めちゃうんです!このすぐ目の前が霊水口なので水はわかるにしても、紙コップが無料なことにオラおでれーたぞ!

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この水が思わずうなるようなうまさ。冷えすぎてないのがまたいい。やわらかく甘みすら感じるようなおいしい水でした。これが飲めただけでも来た甲斐があったというものです。

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そして最後に見かけたこちらの看板。ピンボケしてて申し訳ないのですが、

一.10L入3個以上買われたお方(一輪車1回サービス)
ニ.20L入2個以上買われたお方(一輪車1回サービス)
三.20L入10個以上買われたお方
は一個900円とします。

と書かれています。頭がこんがらがってきた。

10Lのは通常1個600円なのに、まとめ買いして1個900円って高くなってないか!?携帯会社やら光回線やらに見受けられる、複雑で難しい契約にありがちな煙に包まれてるような気分になりましたが、とにかく水は間違いなくおいしいので皆さん、こちらへはお金をしこたま持って訪れましょう。

こちらで毎日自力で水を運べば、水を飲まなくても確実に長生きできそうです。

穴の谷の霊水
住所:富山県中新川郡上市町黒川
電話:076-472-4711 (穴の谷霊場弘真会)
時間:7:00~17:00 (閉門は時期により異なる)
休み:無休

コメント

  1. タカキ より:

    自分は石川の津幡の奥地にある滝の滝霊水に頻繁に行ってますね。
    ここも良さそうですが多少財布に優しく無いですね…
    これがホントの水商売というw

    • あるのん より:

      ほうほう、ついでに滝に打たれて強い煩悩を振り払おうと日々努力されてるんですね!^^

      誰がそんなうまいことをいえとw

  2. じょう より:

    あーおかしかった。わろたわろた。頑張ってお金貯めます(行かないと思いますが^^;)

    • あるのん より:

      おじょうさん、お久しぶりですね(笑)
      いえいえ、そんなこと言わないでぜひ行ってみてくださいよ~(^^)

      毎日通えば健康体になれるし、水を持って毎日階段を上り降りすれば何かの競技でオリンピックに出られるかもしれませんよ(笑)

  3. うつせみ より:

    ウンウンうなづきながらニヤニヤ笑いながら拝読いたしましたが、この記事には看過しがたい誤りが含まれています。それも二つも。謹んで指摘させていただきます。

    第一に、アナンタンは富山における特異例ではありません。この日本国における例外中の例外、唯一無二の存在です。なにしろ湧き水に関する案内書にれいれいと書いてあった。こんなとこここしかないよ、と。私はそんな本を図書館で探して読むくらいですから相当な湧き水好きと申して大過ないかと思いますが、そもそも有料の水場なんて滅多にあるもんじゃないです。水にお金取るのはまあ了解可能です。でもそれ以外でこれでもかこれでもか、まだわからないのか、とばかりに要求される。なんかもう完全に異世界ってゆうか外国かここは。

    オートバイでね、行ったですよ私。そしたらあんな山の中なのに駐車場でお金取ると看板にある。だから少し後戻りして道端に止めててくてく歩ってったですよ。そしたら、ちゃんと見てて路上に駐輪まかりならん、持って来て金払え、って言われました。枝道のくせに本道よりも幅広いびっくりするよな立派な道路で、駐禁の標識はないし、そもそも単車ですからねえ。押し問答になりましたねえ。

    第二の事実誤認は、「富山で湧き水を汲むのに料金がかかるところって、ここくらいかもしれませんね」です。他にもあります。同じ上市に。城山とかゆうところ。大岩さんの手前。

    私の祖母は滑川で生まれ育った人でしたが、なぜか上市の人々を深く憎んでいたようで「上市の連中ほど欲深いもんはおらん」と実際にはもっと口汚く罵ることが常だったふうでしたが、私として「上市と滑川とどれほど違うよ」と内心冷笑しておったです。が、アナンタンやら城山やら、どうやら祖母の言は言い当ててるところがあったみたいね。(水場はいくばくかの寄付を求めるところは少なくありませんが、もろに有料というのは私の知る限り我が国でこの二ヶ所だけです。)

    勿論こんなのは例外であって富山の水場はそろって清潔かつ端正に整えられたところばかりで、富山人は自慢にしてよいとタビノモンとしては強く思います。富山で一番はおそらく高岡の弓の清水、上市なら護摩堂の水場をお勧めします。日本一はたぶん彦根のあれでしょう。ありふれた道端に突如現れるあれの美しさにはあやうく落涙しそうになりました。

    • あるのん より:

      うつせみさん、コメントありがとうございます!
      そしてご指摘にも感謝です。

      穴の谷は全国でも特殊だったのですね。それは知りませんでした。
      確かにあの場所の駐車場でお金をとられるのは微妙に抵抗はありますね。しかもバイクを手前の道に停めても請求されるって、穴の谷以外は何もないあの場所では納得いかないのも無理からぬこと。
      しかし道路脇への駐車を1回認めてしまうと誰も駐車場に停めなくなってしまうかもしれませんね。水を運ぶのは大変そうですが(笑)
      そもそも途中の道も私有地だったりして(笑)

      同じ上市の城山の湧水ですが、昔はちょいちょい汲みに行っていましたがその頃はそういうのはなかった気がします。もしかしたら気づいてなかっただけかもしれませんが(^_^;)
      そして最近行ってみたところ、お賽銭のお願いの大きな看板が目に入りました。しかしお金は強制ではなく一応任意ということにはなっていましたね。いつの間にか赤外線殺菌装置を導入していたので、その管理費としても必要なのかなと思いました。

      護摩堂も弘法大師の清水も昔はちょいちょい行ってました。自然のど真ん中の秘境感がたまりませんよね。夏は池に大量のヒキガエルがいたりしてビビりますが(笑)

      富山はあちらこちらに素晴らしい湧き水があって、本当に恵まれていると思いますね。
      どうもありがとうございました。

  4. うつせみ より:

    あは、やっぱり呑み助は水もお好きなんですね。大田(浮田家支配のあたり)の水場はどうなったでしょう。完全に干上がって悲しい様子でしたが、復活させようという動きもあったようですが。

    わざわざアナンタンの水で仕込んだ酒なんてものがある(醤油もある)のは御承知でしょう。お勧めに名を連ねる千代鶴。ラベルが昔は昔なりに洒落ててね、PHOENIXなんて下のほうにさりげなく書いてあって(先代の趣味が英語だったそうな)、アーチヨヅルッテフェニックスカって一瞬おとがいを解くようなね。今は流行りっぽい平凡なものになっちゃった。

    ここ、凄い松の大木が門前つうか道脇に聳えてたのに枯れちゃいましたね。バチが当たったのかな。アナンタンも水の湧出量がガタ落ちと聞いたのは十年ほど前のことですが、ああ、神様って本当にいるのかもしれないと思ったものです。

    青いホースで止め栓つきの水汲み口、あれ、溜め水だかららしいですよ。水があまり出なくなっちゃったから溜めて売ってる。売り物だからダダ漏れにしとけないってんじゃなくて、希少な資源を大切に大切に扱っているばかりという。くどいですがやっぱ神様はいらっしゃると思います。かしこみかしこみ。

    富山の黒暗々たる闇にさりげなく白日の光を当てるシリーズ第二弾は呉羽山でお願いします。ご存知でしょうか、ここ、サイクリングコースが階段です。自転車用の道なのに坂道が階段なんです。いざ言葉にするとなに言ってるのか自分でもよくわからないので、こんなものをこしらえる富山人の頭はいったいどうなってるのか赤裸々に解明しちゃってください。ここを自転車で下った人はたぶんいると思いますが、これを登り切った人はいるのだろうか。

    • あるのん より:

      昔はあちこち汲みに行ってましたが、今はどこででも水を売ってますし少量であれば買ったほうが安いので、たまにどっかで見かけたら飲む程度になってしまいました。

      言われてみれば穴の谷は人が少なかったです。以前は行列が出来るほどと聞いていたのですがねえ。別の場所に取られたのか、市販のミネラルウォーターに取られたのかはわかりませんが、これも時代の流れというやつなのでしょうか。

      呉羽山ですか。あの周辺にはサイクリングロードがありますねえ。実に懐かしい。その階段のある現場を知りませんが、もしかしたらMTBで駆け上っていく人が中にはいたかもしれませんが、普通の人には無理ですね。

      MTBのガチ勢を連れてやってみてもらうのもいいかもしれませんね。さっぱりアテはありませんが(笑)