レコードを聴きながら地ビールを🍻宇奈月温泉街の達人がいる「喫茶いわさき」

こんにちは、富山人あるのんです。

宇奈月温泉駅のすぐ目の前にある謎のお店が何度訪れても謎すぎる。

宇奈月温泉駅前にあるお店 いわさき

店舗外観

いや、「酒おみやげの店いわさき」ってデカデカと書いてあるんでちっとも謎ではないんですけど、どちらかというと客が店を選んでいるというよりは、まるで店が客を選んでいるかのような独特のオーラを発しています。

「パパは地ビール、ママはコーヒー」

きょうび、こんなキャッチコピーのCMを打ち出そうものなら炎上待ったなしですが、そこは昭和といういにしえの時代より営業が続いてきた老舗店の既得権。

おみやげのお店と見せかけて実は喫茶店という不意打ちっぷりもまた異空間情緒を漂わせています。

店内の様子はなんちゅうか本中華「ノーコーメントな感じで」と言いたいところですが、エキゾチックな情緒と異世界がコラボしたような感じでしょうか。

ところがですね。この一見雑然とした世界観のお店ですが、いったん席に座るとなんだかコックピットに座ってるようで妙に落ち着くんですよね。

で、何を頼むかですが、このお店でメニューとやらを見たことがないので前回と同じく「地ビールを──」といなせにオーダー。ビール以外にもコーヒーとかその他も色々あるのでしょうが、何があるのかさっぱりわからないところもまたミステリアスというか。

宇奈月ビール

宇奈月町でビールといえば宇奈月ビールですよ。地元民としてはコスパがいい商品とは言い難いものの、やはり宇奈月温泉街にはこのビールがよく似合います。

レコードプレイヤー

そしてこのお店、生レコードの音楽が聴けるのがすごくいい。

現代の録音技術は昔とは比較にならないレベルに向上しているはずですが、デジタルの音とはまた違う音の温かみというか臨場感がなんとも魅力的。

しかし、人の寿命もレコードの再生時間も儚く短い──

再生が終わるとママさんがレコードを交換しますが、交換して次の音が出る瞬間ってちょっとわくわくするものがあります。

ぼくも昔はレコードを買ったりしていたことがあるので、なんだかとても懐かしい気持ちになりました。雑誌にソノシートが付いてると喜んだ昭和の民。

レコヲドに耳を傾けながら地ビールで喉を潤すわけですが、スーパー気さくなママさんが近くにいてくれるので退屈することはありません。

ぼくがどこから来たのかとか、他のお客さんの話とか、この辺で昼飲みするならどこがいいとか、日帰り温泉はどこがオススメとか、旅館はあそこがオススメとか、さすがこの界隈で長く営業されているだけあって色んなことをざっくばらんに教えてくれます。

しかし、ときには正直がすぎることも──

あるのん

◯◯に行こうと思ってるんですけど──

ママさん

なあん!あそこは行かんでいいちゃあ~

あるのん

忖度なさすぎ・・・笑

そんなこんなでキャッキャウフフしてると数人のグループのお客さんがやってきました。

そのグループはママさんとの挨拶や会話から察するに大いなる蜜月関係にあるようですが、ぼくは「その人数で座れるとこある!?」と思ったものの、「あ、そこ座れるんだ・・・」という席にすっぽり収まってより堅固なコックピット感を体感されていたのではないかと思います。

そろそろビールも飲み終えたしでお勘定タイムへ。宇奈月ビールはそもそもがお安くないのでお店で飲むと軽く1,000円超えそう・・・と思いきやお値段600円ちょい。

あるのん

めっちゃ安い・・・このお店、宇奈月温泉街の良心すぎる。


会計時に1,000円を出したら、どうやらお釣りがなかったらしくグループのお客さんに向かって──

ママさん

ごめん、◯十円持ってない?

お客さん

あるよ~

あるのん

え・・・カツ…アゲ!?

あるのん

え、大丈夫なんですか!?

お客さん

大丈夫ですよ(笑)

お客さん

宇奈月楽しんでってくださいね!

いったいどういう関係なんだ・・・と気になったものの、こういうところもまたこのお店のミステリアスさをより際立たせるスパイスになっているのかもしれません。知らんけど。

以前は外にある席も利用できたんですけどね。今は荷物が置いてあったりして使えなくなっていますが、行き交う観光人を眺めながら飲むビールもなかなかに乙なものでした。

お前が観光客を眺めているとき、観光客もまたお前を眺めているのだ


しかしまあ、外だとママさんと話できんしやっぱ中がいいね。これからの季節は寒いし。

唐突にはなし変わりますが、男性がよく言う「家族サービス」ってどう思われますか?ぼくとしては「じゃあママさんは何なんだ!?」という感じがしていいイメージを持っていません。

なので──

ママは地ビール、じいじとばあばも地ビール、こどもはジュース、パパ運転手


これぞ家族サービス。おみやげどころかメニューがあるのかもよくわからないお店ですが、宇奈月温泉駅から秒で行けて宇奈月温泉街の達人がいる「喫茶いわさき」へ、ぜひ旅情緒を満喫しに行ってみてくださいね。

喫茶いわさき
住所:富山県黒部市宇奈月温泉376
電話:0765-62-1438
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休

店舗外観

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