50年続く老舗店の魅力!『大衆割烹あら川』でいただく極上の富山

ども、富山人あるのんです。

大衆割烹あら川といえば、富山駅前で創業50年を超える老舗割烹料理店です。

ぼくがこのお店に初めて訪れたのは移転前の旧店舗の時ですが、そのときにゲンゲ汁をいただいて「ゲンゲとはこんなにおいしいものだったのか」と思ったのを今でもハッキリ覚えています。

大衆割烹あら川はぼくが初めて訪れたときから現在に至るまで、とびっきりの富山の幸がいただける人気店であり続けているのです。

大衆割烹 あら川

雑居ビルが立ち並ぶ一角に、そのお店はポツリと存在します。

訪れたのは果たして何年ぶりだろう。

カウンター席にも後ろのテーブル席にも『予約席』の札が並んでいます。

カウンターの造りが素晴らしいですね。

メニュー

このお品書きは、もはやアートと言ってもいいかもしれません。

値段だけ見るとなかなかのものがありますが、使用される食材が地物・天然物であるということや、調理もあらゆる手間を惜しまずに作られていることが伺えて、これを高いと思うか安いと思うかは食べた人の感性が問われるように思います。

以前はメニューに値段すら書いてなかったんですよ。天然物は時価ということもあってそういうスタンスでやってこられたのだと思いますが、それも時代の流れというやつなのでしょう。

■みぎすのすり身揚げ 1,100円

まずはビールに合うものをということで、このすり身揚げから。

しっかりとした衣とふわふわのすり身のバランスが絶妙。

■牛すじ土手串 2本500円

赤味噌の深いコクがたまらない一品。

ビールとの相性がヤバすぎる。

■あら川 米清 オリジナル生 750円

ジョッキはエビスだけど、中身はオリジナルの地ビール。エビスの深い色と比べ黄金色に輝くような淡い色あいが特徴。味はフルーティーながらしっかりとしていて料理との相性もいい。

■立山牛たたき 1,500円

厚みがあって歯ごたえ十分の牛たたき。

これをさっぱりとしたタレでいただくのですが、このガッシリした肉からするともうちょっとタレに力があっても良かったかな。

■カワハギの刺身 1,100円

カワハギは富山のあらゆる居酒屋で食べることができるけど、これは別格だと思いました。

これだけ多くて厚切りなのも珍しい上に、舌触りや歯ごたえの滑らかさが素晴らしい。

以前ある居酒屋の店長さんが「富山は素材はいいけど、刺身の切り方がなってないお店が多い」と言ってたのを思い出しました。

そしてカワハギといえばやはり肝がキモ!

肝醤油にしてもよし、そのまま醤油で食べても良し。カワハギの肝の旨さは格別なものがあります。

肴もこの辺りまで来ると、既に熱燗への移行は100%完了しています。

■銀鱈西京焼き 900円

「銀鱈西京焼き」で、想像していたものとは違うものが出てきました。

味付けも想像とは違う上品さで、「西京焼きってこういう世界もあるのか」と唸る逸品。

ちなみに、取り皿へ移動させようとしたけど、柔らかすぎて断念せざるを得ませんでした。

■〆さば 1,300円

メニューに〆さばがあると頼まずにはいられない性分なんです。

〆さばの仕事っぷりはお店ごとに違うので面白いんですよね。

このお店は〆さばまでもがデカいのか…

一番大きい1切れで通常の〆さばの倍ほどの大きさがあります。

富山の〆さばって「より生っぽいのがありがたい」信仰が強いように思いますが(あるのん願望含む)、こちらの〆さばは、見た目にかなり締まってる感じ。

見た目に白っぽさがあるので、かなり酢の味が強いのかなと思って食べてみると、これがうますぎてびっくり。

酢のカドのある酸味が全然感じられなくて、まるで刺身のような感覚ではありませんか。そして脂のノリも素晴らしく、鯖も酢も本当にいいものを使っているんだなと思いました。

■珍味三種盛り 1,600円

こちらの珍味はすべて自家製。

鰤の珍味盛り三種を頼んだら品切れのものがあったようで、珍味三種盛りになりました。内容は日によって違います。

右下は濃コクな鰤の肝、中央は濃厚ながら食べやすいアマダイの肝、左上はもはや何年ものか想像もつかないイナダ。

「熱燗消費マシーンかお前らは!」と思いつつも、ついニヤけてしまうのが悲しい性ですな。

■かにみそ 900円

小皿にちょこんとだけ盛られたかにみそ。

この量で900円!?と驚くことなかれ。

この凝縮されたかにみその旨さは、まさに比類なき味わい。安っぽいかにみその味が苦手なぼくも大満足な味です。

箸にちょこっと付けて舐めると、かにみその深い味わいが口内に広がっていきます。まるでこれは爪楊枝にちょこっと付けてなめなめする塩うにのようではないか。

「素材をあますところなく使う」

と言っていた大将の言葉が脳裏に浮かびました。

余計なものは一切加えずかなり煮詰めるそうなので、元はどのくらいの量だったのか想像も付きません。

この濃くて深い味わいは、冷酒よりもよりアミノ酸が広がる熱燗を推奨します。

■あら汁 200円

最後はあら汁でほっこりしたい。

あら汁というだけあって具はたくさん入ってるのだけど、ここで驚いたのが「骨まで食べられた」ということ。

あら汁って骨ばかりで身が少ないけど(だからこそ安く提供できるのだけど)、こちらのあら汁は骨が柔らかくなっていて、よく噛めば食べられるレベルに柔らかかったです。

あら汁で何も残らなかったなんて人生初の体験でした。(ピンボケ失礼)

まとめ

居酒屋の感覚で訪れると決して安いお店ではないですが、本物の味がこのお店にはあります。50年以上続いてきたというのは伊達ではなく、「本当にいいものをできるだけ安く」というコンセプト故に『大衆割烹』と名乗られているのでしょう。

 

「たまには本当にいいものを食べてリフレッシュしたい」

 

「大切な人に美味しいものを食べて喜んでもらいたい」

 

「せっかく富山に来たから極上の海の幸を食べたい」

 

本物を味わいたい人には本当におすすめのお店ですよ。

 

※姉妹店の米清あら川や、一人飲みにも最適なちょい飲み居酒屋あらさんもあります。

 

過去記事紹介:【あらさん】昼間から飲めて富山の絶品珍味が堪能できるお店

 

大衆割烹 あら川
住所:富山市桜町2-2-22
電話:076-441-9369
営業時間:16:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:日曜・祝日・その他
クレジットカード利用可
URL:http://www.wildriver.jp/

2 Comments

匿名

富山県外のお客さんと行ったとき好評でした。
行ったお店が紹介されるとうれしいですね。

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あるのん

県内の人も大喜びするお店なので、県外の人ならそれはそれは喜んでいただけることでしょう。
お客さんもこんないいお店に連れてってもらって、実にラッキーだったと思いますよ。

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