こんにちは、富山人あるのんです。
富山市の超人気居酒屋といえば「吟魚」が挙げられますが、気がつけば系列店が5店舗になっていました。
吟魚、銀チロリ、バーおぎん、ぎんぎょの酒場マルギン、ぎんぎょ伍式、どのお店も日々すごく繁盛しています。
飛ぶ鳥を落とす勢いとはまさにこのことで、今年オープンしたばかりの5店舗目の吟魚は「ぎんぎょ伍式」というお店になります。
今回はあろうことかこの人気店に予約もせず、ふらっとソロで立ち寄ってみるという暴挙に勤しんでみたいと思います。
ぎんぎょ伍式
このとき時間は20時すぎくらい。「一通り回転した時間帯でワンチャンありそうだし、まあダメなら他をあたってみるか」という軽い気持ちで立ち寄ってみたところ・・・
お客さんいっぱいやんけ・・・こら無理やろ・・・
と我々──と言っても一人しかいないスタッフに諦めの気持ちが湧き上がったその瞬間・・・!
あなたが女神か!!ええ、待ちますとも!!
数分待った後に入店。カウンターに通されたのですがちょっと驚きましたよ。意外と店内が広いな・・・と。
外から見えるテーブル席の奥にカウンター席があるのですが、そのさらに奥にはわりと広いお座敷があって店内は満席御礼ならではの賑やかな雰囲気に包まれています。
メニュー
吟魚系列ということでメニュー名から料理の想像がつかないワクワク感、手書きによるホワイトボードっぽいワクワクみの相乗効果がなんともたまらない魅力に包まれています。
他の系列店のメニューと見比べてみると、共通のメニューもあるけど結構違うなあという印象です。
もちろん同じお店でも仕入れや季節によってメニューはガラッと変わるものだけど、それ以上の違いがあるように思いました。
吟魚系列店として統一するところはあるけど、それ以外は店長の采配が活かされる職場なのかもしれませんね。
まずはお通しと言っても過言ではない刺身盛り合わせ。
吟魚系列では人数分の刺身盛りがデフォです。一人前850円。
※メニューはすべて税別表記
そして刺し身は一つ一つ魚の種類を教えてくれるのも吟魚式。まあ種類が多くていつも覚えきれないんですけどね・・・
日本酒は富山の代表的なものから県外のものまで幅広くありますが、県外酒をよく知らない人にとってはお値段が850円均一というのは安心感ありますね。
金額だけ見るとお安くない感じがするかもですが、大きめのぐい呑みに表面張力の限界まで注いでくれたりと量も結構あるので逆にお得感があります。
醤油はほんのり甘いテイストで富山の魚によく合います。
カワハギの身と肝は天上の味わい。「安い魚だから格が低いというわけではない」という大事なことをカワハギさんが教えてくれました。
メニューを皿のように眺めてみても吟魚名物「地ダコのすり身揚げ」が見当たらなくてがっかりしていたところ、なんとお通しという名目でやってきました。まったく千両役者すぎんだろ!
うーん、目の前のコレ、気になりすぎる・・・端っこからガブリといきてえ~!!(もちろんちょっとずつ切って提供されるもの)
こちらはカキの磯辺揚げ。カキを磯辺揚げにしてしまうとはなかなかレアです。
塩をつけて食べるんですが、この塩というのは密かにやっかいなんですよね。
というのは塩加減ってプロでも難しいものだと思うんですが、我々素人が自分で塩をつけて食べるとどうしてもつけすぎてしょっぱくなりがち。
なので本来はプロの絶妙な塩加減で仕上がった料理をいただくのがベストだと思うんですが、でもつけすぎてしょっぱくなったものもおいしく食べられちゃうのもまた酒呑みの性。
で磯辺揚げなんですが、もちろんおいしいはおいしいんですが個人的にはカキフライのほうが好きかな・・・やっぱカキふりゃあは神やわ。
酒が進む、進むぞ~♪酒が進むぞ~♪
次なる獲物はあん肝クリームチーズ。
こうしてモナカに挟んでマカロンのようにしていただきます。
おいしい・・・んだけど、期待してたあん肝感はあまりないかなあ。
今回は一人だからいいけど小さめのサイズといい食べ方といい、これはちょっと他の人とシェアしにくい感じではありますね。
「本日のイチオシ」という、あさりとベーコンのグラタン入ります!
あさりとベーコンだなんて味の想像がつかなくて、グラタン大好きマンにはたまらない組み合わせじゃないですかあ!
うわ!!めっちゃチーズが糸引く!!
こ、これは・・・
ンマーーーーイ!!!
ダシ感がすごい!和風グラタンって感じですね。具材もたっぷり入っていてめ~っちゃ楽しめますよ。
思わずハウスワインも頼んでもーた。これだけたっぷり注がれて480円とは嬉しすぎる。
さすがわかってらっしゃる!(何がだ)
ということで今日はこんな感じで。どうもごちそうさまでした!!
終わりに
吟魚名物「2時間しばり」はぎんぎょ伍式においても健在だったけど、まあこれだけ人気があれば納得するしかないというもの。
他にも食べてみたいメニューのオンパレードでしたが、「今度来たときもコレを食べたい」ということと「今度来たときはアレも食べてみたい」という2点を両立させており、結果「また来たーい!!」と思わせるのはさすがという他ありません。
吟魚系列の快進撃は今後も目が離せませんぞ!
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