こんにちは、富山人あるのんです。
石川県の能登って富山からも気軽に行けるところではありますが、「牡蠣食いにいくぞ!」とか「水族館に行くぞ!」など決め打ちで行くことが多いのかなと思います。
先月のことではありますが能登へ一泊旅行をしてきましたので数記事にわけてご紹介していきたいと思います。
ちなみに「能登島」と聞いて何を想像しますか?
ええ、今のぼくはもちろんここを連想します。
お食事処 みず
「水族館!?」と思った人はまたいつかの連想クイズにチャレンジしてみてください。
能登島は能登という半島に囲まれた島。
やたらテンションがアゲアゲになる橋を渡りきればそこが能登島です。こんな気軽に島へ渡れる橋を作ってしまうってすげえなあ~と思うばかりですが、もし海外の人から「日本も島じゃん」と言われたなら「それを言うなら世界が島じゃん」と顔真っ赤にして反論したいですね。
ということで氷見方面から能登島に入ってすぐのところにそのお店はあります。
昔ながらのドライブインといった佇まい。しかし・・・
あれ!?やってない!?
このときまだ時間は朝の9時。事前に得た情報によるとお店は9時からやってるはずですが、お店はどう見てもやっているようにはみえません。
臨時休業・・・!?そんな~!!と思ったものの簡単には諦められず、外から店内を覗いてみたところ──
あれ!?人がいる!?
ガラガラと開けて入って恐る恐る「やってますか?」と聞いてみると、「やってます」との返事が!!地獄から天国とはまさにこのこと。
古き良き昭和を感じさせる店内はまさにおっさn・・・ぼくにとってのオアシス。
メニュー
さすがお食事処というだけあって各種定食や丼もの、さらには麺類まで幅広く揃っていますが、やはり目を引くのは海鮮系メニューではないでしょうか。
定食メニューに小鉢3つ
そしてなんとこのお店、定食メニューをオーダーすると好きな小鉢を3つ選ぶことができるのです。しかもその選べる小鉢は「自分で選んで持ってくる」というセルフスタイル。
めっちゃ選び甲斐があるのですがこれらの棚はそれぞれ離れた場所にあり、選ぶために何度もウロウロする不審者になっていたことをここにご報告いたします。だってめっちゃいっぱいあるんだもん・・・
この時間で棚には既にたくさんの小鉢が並べられていますが、さらにさらにと準備を進めていくお店の人の様子を見ているとお昼時は戦場なのかな~?と思ったり。
小鉢はどれもがほっこりするようなものばかり。
ちょっとこの目玉焼きちょっと厚めだな~と思ったら中は黄身がとろ~~り。最高やん!!!
カキフライ定食(カキ飯)¥1550
牡蠣たっぷりのカキご飯。牡蠣はおいしいし贅沢感はあるのだけど味付けは至極あっさりしてるいうか、せっかくのカキご飯なのでうちょっと味濃いめのほうがいいかなあとも思ったり。
新鮮な牡蠣をこれまたシンプルなフライに。これは手作り感もあっておいしい~!
刺身・焼魚定食 ¥1,750
ちなみに定食のご飯や味噌汁は自分でよそうスタイル。
セルフということでご飯は多めに盛ってオッケーですが、食べ切れる量だけ盛るのが紳士淑女の嗜みと言えるでしょう。
ご飯や味噌汁のおかわりは100円です。それでも安い。
さあ、刺身が運ばれてきましたよ。
えっ・・・!!?
ちょ、何この刺身!!!?すごすぎない!!?
見るからに鮮度がよく角が立った美しい切り口。シンプルながら美しい盛り付け。ほどよく満足感の得られる大きさであることなど、富山でもそう簡単にはお目にかかれないレベルの刺身じゃないですか。
イカ一つとってみても繊維に沿って直角に隠し包丁を入れることで、身が大きめに切ってあるのに格段に食べやすくなっています。
この見た目のお店──と言っては大変に失礼ですが、この料理人はちょっと只者ではないと思わざるを得ませんでした。この刺身盛り、単品なら900円ということで、この内容と質の刺身がこの値段で食べられるお店ってあるのかなあ・・・
焼き魚は黒板から選べます。せっかくなのであまり普段お目にかかれない「赤だい」にしてみました。
ほお・・・ふっくらと素晴らしくいい感じに焼きあがってますな~。こういう焼き加減もプロならではのものですよね。
焼き牡蠣 1個¥150
せっかくの機会だから焼き牡蠣も食べたい!と思うのが人間の性といふもの。
しかも1個150円て・・・バナナの叩き売りかと思うような値段設定ですが、ここはやはりお腹いっぱいでも食べておかねば!
軍手とカキナイフがついてくるのがなんか本場っぽい。
身はちょっと小さめだけど味はしっかり良くて、これなら定食を食べながらでも5個くらいはぺろっといけそう。
いや~めっちゃ満足満足。どうもごちそうさまでした!
お食事処 みず まとめ
能登のうまい魚介がいっぱい食べられて、選べる小鉢や好きによそえるご飯などサービスも実にユニークなお店でした。
お食事処みずとのとじま水族館はどちらも朝9時からやっているので、ハシゴするのが能登島の鉄板ルーティンかなと思います。
お店は古い作りだしぶっちゃけお店の人も愛想が良いとは言いがたいですが、それを越えた先には無限の可能性が広がっていますので、ピンときた人はぜひ昭和感が漂うこのオモウマいお店に足を運んでいただけたらと思いますね。
おまけ
お食事処みずの駐車場真逆に位置する電話ボックスを見ていただこう。
おわかりいただけただろうか。
そう、にゃんさんがお昼寝あそばされていました。
そして、さらにその隣の建物では・・・
さて問題です。この画像にはいったい何匹のにゃんさんがいらっしゃるでしょうか。
はい、4匹です。
ということで今回はこの辺で。また次の能登記事でお会いしましょう~
コメント
コメント一覧 (2件)
ボクも七尾で仕事の時はたまに伺います。
初見の方は入りづらいかも知れませんが 慣れると素晴らしい空間です(^^)
七尾市でも中島という場所になりますが
こちらでは牡蠣の「天ぷら」が食べられる素敵なお店も…( ̄ー ̄)ニヤリ
しんいちろさん、こんにちは。
ぼくはすごく気に入りましたが、ダメな人はダメだろうな・・・というお店ではありますね笑
カキの天ぷらは絶対おいしいやつですね!