【民法の聖地】宇奈月温泉で激レアアイテム「権利ノ濫用除お守り」をゲットせよ!

─ 権利ノ濫用ハ之ヲ許サス ─

こんにちは、富山人あるのんです。

富山の宇奈月温泉が「民法の聖地」と呼ばれていることはご存知でしょうか。

温泉が湧くほのぼのとした観光地と民法という法律の結びつきがなんとも不可解な気がしますが、それは昭和初期に法定で争われた「宇奈月温泉事件」が関係しているのです。

この宇奈月温泉事件は多少なりとも法律を学んだ人なら知らぬ者はいないという有名な事件で、我々一般人でも民法の教科書の1ページ目に民法1条3項として載っている判例と聞けば、この事件がどれほど重要なものだったのかが想像つくというものではないでしょうか。

宇奈月温泉事件のいったい何が有名たらしめているのかというと、それは日本の裁判史上において初めて権利の濫用の禁止という判例が大審院(現在の最高裁)で登場し、その後の裁判史においても大きな影響を与えた極めて重要な判例だったからです。

富山県民は宇奈月温泉事件を知らない説

法曹関係者で知らぬ者はいないというこの事件ですが、一般の富山県民でこの事件を知ってる人は実は少ないのではと思うことが多々あったので、認知度がどんな感じなのか気になってX(旧Twitter)でアンケートを取ってみました。

「回答だけ見る」の10%を除外すると約7割の人はほぼ知らないということになりますね。

では宇奈月温泉事件とはいったいどんな事件だったのか、事件の舞台となった宇奈月町の「宇奈月温泉木管事件碑」へ訪れてみたいと思います。

宇奈月温泉木管事件碑

※この事件をよく知ってる人という人は読み飛ばし推奨

宇奈月温泉木管事件碑って温泉街の中かちょっとだけ外れたところにあるのかと思いきや、温泉街からさらに奥へと進んでトンネルを5つくらい超えた山の奥地にありました。

温泉街からは約10分の距離です。

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