質問に答えてみたよ【富山の移住編】雪・人・暮らしについて

ども、富山人あるのんです。

先日、当ブログのコメント欄に次のようなコメントをいただきました。

のりさんより

 

こんにちは。富山県に住みたくなり、GW利用して現地下見に行ってきました。思ったとおりの良い所だと思いました。そこで、冨山について質問をさせて下さい。

 

1.雪について。
・雪道の運転はなれますか?雪が降ると毎日渋滞しますか?
・冬場のことを考え、住むなら働く場所の近くが良いですか?
・県内で、雪の降る場所そうでない場所はどこですか?

 

2.人について。
・私は関東の人間ですが、溶け込むには時間が掛かりますか?
・どうすれば地元の人と仲良くなれますか?

 

3.暮らしについて。
・富山県内で暮らしやすい地域はどこですか?(気候・交通・人・買い物)

 

いろいろ書きましたが、お手数でなければお教え下さい。お願いします。

いや、素晴らしいですね!

昨日5月9日のニュースですが、昨年度の富山県への移住者が統計を取り始めた2008年度移行、過去最多の729人だったとのことです。

では、富山人的な視点からこの質問にお答えしていきたいと思います。

1.雪について

雪道の運転は慣れますか?雪が降ると毎日渋滞しますか?

慣れます

雪が降りはじめの頃はまだスタッドレスタイヤに履き替えてない車があったり、地元民でも少々感覚を忘れていて慎重になるなどして渋滞が起こりやすくはなりますが、冬も後半になってくると最初の頃より流れがスムーズになってきます。

それでも走りにくいことに変わりないので、渋滞は起こりますけどね。

でもすべての道が混むわけではなく、混みやすい道というのはだいたい決まっているので、職場の人などに適切な通勤ルートを聞くのがいいと思います。


松川雪景色

特にヤバいのは路面の凍結時

凍結時は滑りやすく皆慎重になるので、特に強烈な渋滞が起こりやすくなります。夏場は車で30~40分くらいの距離が、ときによっては2~3時間もかかってしまうこともあるのです。

富山は雪が降ったからといって遅刻が許される土地柄ではなく、残念ながら「ならそのぶん早く家出ようね」という感覚なので、雪が多い日は6時前に家を出るという人も少なくありません。

東京の電車通勤と感覚が似てるかもしれませんが、東京の電車通勤と違うのは車は「遅延証明書」というもがない点でしょうか。

雪が降ったからって遅刻が許されないのなら、じゃ積雪時は通勤時間も勤務時間に含めや、としか思えませんけども。

雪の降り始め積もり始めの頃は、まだ凍結するほどに気温が低くないことが多く、ブレーキやハンドルなどの挙動がどうなるのかを車通りの少ない広い場所で色々試しておくようにしておくといいと思います。(スタッドレスタイヤは必須)


冬場のことを考え、住むなら働く場所の近くが良いですか?

職場が近いことに越したことはありません

先程も述べたように、夏場は問題のない距離でも冬場には思った以上に時間がかかったりします。

どちらかというと、混むかどうかは距離よりも道による部分が大きかったりしまうすので。

車通りの多い国道、県道、幹線道路、橋の前後、トンネルなど、このポイントを避けることができるのならそれに越したことはありませんが、しかしそういった部分を考慮した職場選びというのはなかなか難しいものがあるように思います。

県外から来られた人であればなおのこと。

雪道での運転に不安がある人はもちろん、地元民にとっても職場は近ければ近いほど便利ということは疑いようもありません。積雪時や凍結時の通勤はかなり精神が消耗しますから。

ちなみに富山の道路ですが、富山県の道路は整備率全国第1位(平成13年)となっていて、直感的にわかりやすく走りやすい土地といえます。

富山は融雪装置がいたるところに設置されているので、融雪が効いた道路では雪が降っても走りやすくなっています。融雪装置のない交通量の多い道が渋滞するのです。


県内で、雪の降る場所そうでない場所はどこですか?

一概には言えませんが、山に近いほど多い傾向にあります

同じ富山県内でも地域によってまちまちです。今まで見聞きした感じでは、呉東より呉西地区のほうが若干雪が少ない傾向にあるようです。

参考画像:富山県の呉東エリアと呉西エリア

呉東・呉西とは、富山市の境目から東側を呉東、西側を呉西と呼びます。(「呉」は呉羽山を意味しています)

富山では呉東、呉西は日常的に使用される単語なので、ぜひ覚えておきましょう。

同じ富山市内でも、山に近いところと海に近いところでは山のほうが雪が多い傾向にありますし、車でほんの十数分の距離で積もり方に明らかな違いがあったりします。

小まとめ

今年2018年は例年になく多くの雪が降りましたが、毎年そういうわけではありません。

北陸というと雪が多いイメージですが、富山はおとなり新潟県上越市ほどのガチの雪国ではなく、山の中とかでなければ誤差の範囲内かなと思いますね。

県内の積雪量は地域によって若干の差はあるものの、山の中でもない限りはそう地域差を気にするほどではないと思いますよ。

2.人について

私は関東の人間ですが、溶け込むには時間が掛かりますか?どうすれば地元の人と仲良くなれますか?

それは人による

この質問だと職場のことを言っているのか、住む場所のことを言っているのかがわかりませんが、関東からやってきた人だからといって溶け込めないとかは特にないのではないかと思います。

職場では「どこからやってきた人か」ということよりも、「コミュ力」「仕事ができるかできないか」のほうが重要です。

住むのがアパートなら近所付き合いはそう深いものにはならないと思いますが、一軒家や住宅地の場合は町内会が盛んな地域もあるので、近所の人と関わる機会は少なからずあります。

人と仲良くするには、人から何かしてもらうことを期待するのではなく、まず自分から心を開いて人と接することから始まると思います。これは富山とか関係ない話になりますが、富山だからといって特別なことはないと思っています。

くまさんは自分から溶け込もうとする気持ちのある人に見えますので、特に心配するようなことはないと思いますよ。

富山県民は閉鎖的!?

富山で有名な企業の会長が、2017年7月13日に次のような発言を行いました。

富山で生まれて地方の大学に行ったとしても、私は極力採らないです。学卒ですよ。地方で生まれて、地方の大学もしくは富山大学に来た人は採ります。しかし、富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです。偏見かも分からないけど強いです。

 

「富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです」

 

「ワーカーは富山から採ります」

 

と、富山を代表する企業の会長が公の場で発言したのです。

この発言はネットで拡散されニュースにもなり、ホームページに謝罪文が掲載される自体になるなど物議を醸しましたが、ぼくも含めて富山県民の人たちは皆口々にそれはそうだけど、それはこの立場の人が言っちゃいけないよね」と、富山県民が閉鎖的であることを否定する人は誰もいなかったのが密かにツボでした。

ネットの富山県民も総じてそのような反応だったことも話題になっていましたが、つまり富山県民もそれは自覚しているということに他なりません。

閉鎖的っていったい何!?

では何を持って閉鎖的というのか。富山の県民性としてよく言われるのは、真面目で勤勉な県民性であるということです。もちろん全然そんな事ない人もいるので、全部が全部そんなはずはありませんけど。

でも富山出身の県外在住の友人から色々話を聞いたりすると、富山が全体的にいかに真面目体質であるかということを痛感することもしばしあったり。

しかし閉鎖的ってなんでしょう?

村社会!?でもそれは富山だけが特別言われなければいけないことでしょうか。

ぼくが富山県民に対して抱いている印象は…

個を出すのがなんとなく恥ずかしい

一言で言うとそんな感じです。

例えば、コンサートなどで「富山はノリが悪いから来たくない」という噂はよく耳にしていましたし、突然インタビューを受けるだとか大勢の前で何かするだとか、とにかく目立つことがなんとなく気恥ずかしいという部分はあります。

なので、県外から来た人から見るともしかしたら最初はよそよそしさを感じることもあるかもしれませんが、それは別にあなたのせいではありませんし、個々の小さな関わりであれば合うか合わないかなので、そう気にすることはないのではないかと思います。

と、シャイな富山人が言ってみました(笑)

年配の人には気難しい人もいたりするけど、それは富山だけでなく…(以下略

富山はお祭りが多い

情緒豊かな「おわら風の盆」は全国的にも有名ですが、呉西エリアでよく見られる「曳山祭り」も迫力満点で、富山県内には大小様々なお祭りが行われています。

中にはド派手な喧嘩祭りもあり、昔から富山の若者はこういうところでストレスを発散していたのかなあと、思いを馳せずにはいられません。

3.暮らしについて

富山県内で暮らしやすい地域はどこですか?(気候・交通・人・買い物)

住めば都

と言ってしまっては身も蓋もありませんが、近くにスーパーもコンビニもドラッグストアもあって、電車かバスか路面電車が通ってて、病院や保育園や飲食店やなんならショッピングモールまであればそりゃ言うことはありませんが、そこまで都合のいい場所はそうそうありません。

ぼくは富山市民なので富山県全域に詳しいわけではありませんが、気候・交通・人・買い物という利便性で考えた場合、富山市はおすすめできますね。

山の中とかでない限り雪は住む場所を検討し直さなければいけないほどの違いはないし、車は必須ですがちょっと車を出せば買い物にはそう不自由しないし、いざというときは電車やバスや路面電車もあるので、関東の人から見てどう映るかはわかりませんが長年生活している身からすると、生活の不便さは特に感じません。

「人」は正直運次第、相性次第という部分も大きいとは思いますが、富山県は全体的に大人しめですが暖かい人が多いと思いますよ。

小まとめ

住む場所の近くには最低でもコンビニがあって、職場が遠すぎない場所にあり、通勤途中にスーパーやドラッグストアなどがあれば最低限生活には不自由しないと思います。

小さなお子さんがいたりすると、また条件は変わると思いますが。

酒飲み的に住みたい場所

では最後にこのブログらしく、酒飲み視点でのオススメを書いてみたいと思います。

富山県内の3大飲みスポットとして、富山駅前(~桜木町)・魚津駅前・高岡駅前が挙げらますが、お店の充実度や交通の利便性で考えると富山駅前が有利かなと思います。

富山駅前からの公共交通機関は、電車、バス、コミュニティバス、路面電車(市電)、ライトレールなどがありまして、駅前でお酒を飲んだ後は代行を使用せず公共の乗り物で行き来することができます。


富山のライトレール「ポートラム」

車の場合、代行を使用すると近めでも1,500~2,000円ほどはかかるし、ちょっと遠いと(20~30分ほどの距離)タクシーよりは安いとはいえ4,000円ほどかかってしまうことにもなるので(駐車料金は別にかかるし)、公共交通機関を利用できる利点はかなり大きいです。

富山市の会社だと富山駅前で飲み会を開くことが多いし、プライベートな集まりも富山駅前は多いと思います。

かといってわざわざ駅前周辺に住む必要はないと思いますが、公共交通機関が利用できればそう不自由することはないと思います。

富山駅前は昼から飲めるお店もちょくちょくあるし、ぼくも一番多く利用している飲みスポットです。

「ぶらり昼飲み」富山駅前で昼間から飲み歩きできるお店大特集!

つい最近、富山駅前にパティオさくらという飲食街もオープンして、昼飲みが出来るお店が増えたのも嬉しいポイントかな。

富山駅前に新名所誕生!パティオさくらの飲食店情報※追記あり

終わりに

ぼくはこのブログを始めてからもう2年半近くになりますが、富山のことはまだまだ知らないことばかりです。

日々知らない情報が流れてくるし、富山って本当に奥が深くて面白いところですよ。

富山についてもし他に何か聞きたいことがあれば、コメント欄で質問してみてください。(コメント欄でお答えするか、さらなるブログ記事にするかはこちらで判断させていただきます)

富山には「富山県移住・定住促進サイト」もありますので、そちらもぜひご覧になっていただくのもいいと思います。

では、富山での良き出会いを心よりお祈り申し上げます。

参考 富山県移住・定住促進サイトくらしたい国、富山

8 Comments

タカキ

小矢部の山間部の豪雪地帯によく行くのですが三家族ほど移住してますね。
雪は確かに酷いけど都会とは違って周りが親切で人情味あって自然は素晴らしいと言ってました。
一歩引いた視点で見ても雪のマイナスを補うプラスの方が大きいと感じますね。

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あるのん

雪は許容できるレベルが人によって違うので、いきなり豪雪地帯に住むのって結構バクチですよね。
雪耐性が強くて近所付き合いが苦にならない人なら、どこの県出身とか関係なく地元の人と打ち解けられるでしょうね。

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田舎のプレスリー

18まで富山で10年関西に居ましたが、正直富山の閉鎖性はスゴイです。でも、日本中どこでも田舎ってすべからくそうだと思います。(北海道や沖縄は違うかもしれません)
アパートやマンションに住むのならまだマシかもしれませんね。ネットでも書かれていましたが、街中以外は、地元民じゃないと気付いた時の視線はスゴイです。派手なカッコのぼくは郡部に行くと未だにマジで目を丸くされて、下手したら話しかけられることさえあります。若者や子供に。
親戚や先祖が富山にゆかりがあるとなると急に親しげになることもあるので、そういう設定にするのも手じゃないですかね?正直ゆかりがないのにこんな田舎に移住って「何か都会でやって居られなくなって逃げて来たのでは?」と田舎者は思うものです。昔はそういうものでしたし。「旅の人」と言ってよそ者に冷たくする風習は、よそから来た人にひどい目に合わされた記憶から、自己防衛のために成立したと思うのです。
人生35年富山に住みながら、40年前に今の場所に引っ越して来て、未だによそ者扱いされているぼくはそう思います。
住むならマジで、街中のアパーとかマンションがいいと思います。未だに八墓村のような地区は存在します。
あと、移住者に家やお金をくれる自治体があるので、いっそその方が良いかもしれませんね。小矢部とか高岡の福岡地区、立山町にそういう制度があったような。老婆心ながら。
長文失礼しました。この記事をリクエストされた方に幸多からんことを願っています。

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あるのん

田舎のプレスリーさん、コメントありがとうございます!
田舎のプレスリーさんが言われるように、そういう面があるのは間違いないとぼくも思います。

そこを書くべきかどうか迷ったのですが、そこを書くと富山県民のすべてがそうであるというイメージを持たれてしまうのではないかという懸念がありました。

もちろん皆が皆そういうわけではないので、ぼくとしては富山の人を信じたいという願望も入り混じってあえて触れませんでした。

一例ですが、明らかに県外っぽい名字の人が富山に仕事で来たときに、なかなか地元の人の信用を得難いという話も聞いたことがあります。(富山に限らないかもですが)

補助金は各自治体はあまり大々的に宣伝してない部分もあるし、期間や条件もあったりして住もうとする人が細かく調べなければいけないので、それありきで考えるとなかなか骨が折れるかも知れませんね。

たくさんの情報をありがとうございました!

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のり

あるのんさん、細かくお答え頂き本当にありがとうございます。また、
田舎のプレスリーさん、貴重なアドバイスをありがとうございます。
今のところの計画では、雪の降る前に移り住み、仕事を探したいと考えて
おります。
これからもこのHPを拝見し、富山について勉強したいと思います。
お手数をお掛けしました。ありがとうございました。

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あるのん

アドバイスになったかどうかはわかりませんが、富山は「閉鎖的」と言われる一方で住みやすさという点においては満足度が高めなのもまた事実です。
富山は本当に奥の深いところで、ぼくもまだ全貌が見えていません。
これからも富山の良いところを掘り下げていけるように頑張りたいと思います。
これからもよろしくお願いしますね。

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くまさん

以前、コメントを残させていただいた、くまです。
富山には月に一度程度しか訪れられないのですが、富山の方々の優しさに救われています。
朝、自転車通学の男子学生たちが、「おはようございます!!」と、見ず知らずの私などにも、元気よく声をかけてくれるのが、嬉し恥ずかしです(笑)

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あるのん

どうもありがとうございます!
地元の人間の意見だけでなく、県外の人の印象を聞くのも参考になると思いますね。
それは確かにうれし恥ずかしですね(笑)でもとても清々しく気持ちのいいものです。
くまさんは、思わず挨拶したくなるオーラをお持ちなのでしょうかね(笑)

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