【輪島の朝市】日本三大朝市の輪島で至福の食べ歩き

こんにちは、富山人あるのんです。

前回の記事では能登島の「お食事処みず」にて極上の朝食をいただきました。

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その後はシャレオツなカフェで茶をしばき──

夜は以前訪れて最高にハマった「おでん小なみ」で至極のひとときを過ごさせていただきました。

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そして よが あけた……。

 

朝も早からヘアーの乱れをせっせとせっせと整える間もなくホテルを出発。

「のと里山海道」という無料で利用できる自動車専用道路で能登半島を北進しつつ、道中にある「別所岳 S.A」のスカイデッキに立ち寄ってみました。このとき時間はまだ朝の7時。

とても見晴らしがいいとのことですが果たして・・・??

おろろろっ!!?

こ、これは・・・すごひいい・・・

天気さえ良ければこの画像の100倍絶景ですのでぜひぜひ立ち寄ってみてください。昼間もいいと思いますけど朝日の柔らかな色合いと能登の風景のマッチングは最高におすすめですよ。

この後はさらにのと里山海道をさらに北進していくのですが、約70kmで走ることで道路がいい感じにメロディーを奏でてくれる「おとのみち」で、NHK連続テレビ小説「まれ」の主題歌「希空~まれぞら~」のメロディーを聴くも「そもそもの曲を知らない」という罠に陥り、「そこは誰でも知ってるような曲にするべきじゃ・・・」とモヤッとしつつ目的地へと目指していくのでした。

日本三大朝市『輪島の朝市』

そう、輪島の朝市が今回の目的地。

輪島の朝市は「日本三大朝市」の一つと言われていて、輪島の朝市は平安時代から存在していたという文献があるということでなんと1000年もの歴史があるということです──って陸奥圓明流かよ・・・

ちなみに日本三大朝市は「佐賀県の呼子朝市、石川県の輪島朝市、千葉県の勝浦朝市」とのこと。

通称「朝市通り」と呼ばれる輪島の朝市は約360mにも及ぶ商店街で毎日開催されていて、現在では200店以上もの露店が並んでいるそうです。

お店も人も多くて活気があるし、置いてあるものも地元のものばかりでテンションは否応なしに上がろうといふもの。

露店がいっぱい並んでいるわけですが、これらのお店は誰もが好きにお店を出していいわけではありません。

出店の条件は3点あって「①朝市組合に加入していること、②店先に自分のフルネームが書かれたものを見えるところに掲示しておくこと、③営業権利は先祖代々受け継がれているもの」という鉄の掟があり、特に③のルールなんて持ち出された日にや無理ゲーにも程があるってもんですが、それだけ歴史と伝統のある文化ということなのでしょう。

まずは能登豚肉まんでウォーミングアップと洒落込みましょうや。

もうちょっと肉厚だったら・・・と思わなくもないけど、能登豚、能登しいたけ、加賀れんこんをふんだんに使用しているということで、皮もふっくらももっちもちでおいしいです。

さらに朝市を練り歩いていると──

朝市名物ふぐ2貫握りとな!?

しかも300円とはなんとお手軽な・・・ これは食べてみるしかあるまいて。

これは…おいしいいい!!

ふぐの寿司は多分はじめて食べたと思うのですが、むっちりして歯ごたえもよく存在感抜群です。

しかし、これだけでお会計してもいいのかしら・・・と申し訳なく思いましたが「せめてこれだけでも食べていってほしい一品」と書いてあるし、今や観光地ということで食べ歩きする人も多いでしょうから多分問題ない・・・。

お!?

テレビ局と思わしき方たちが撮影してるではありませんか。さすがは日本三大朝市──ということだけではないのでしょうけど、確かにこの朝市はテレビ映えしますからね。

もちろん食べものばかりではなく民芸品も充実しています。歩いているだけでもめっちゃ楽しいですよ~

輪島朝市 食堂 のと×能登

今回のお目当てのお店はこちらの「食堂 のと×能登」です。

こちらのお店の何がすごいって、ちょっとこれ見てくださいよ奥さん──

朝市で買った干物焼きます

マジでえええ!!?しかも鮮魚を持ち込めば刺し身にしてもらえるということだし、持ち込み料は多少かかるとはいえめっちゃ神サービスというかロマンではありませんか。

しかし・・・

先ほどのテレビクルーが食堂 のと×能登にも訪れていて、これはしばらく入れなさそうだなあ~と思いながらお店向かいの露店で干物を物色していたときのこと。

ほほう~どれもおいしそうだなあ~・・・と思って物欲しそうに眺めつつ──

あるのん
いや~実は向かいのお店に持ち込みたいんですが、いまテレビの取材が入ってるようで~・・・
おばちゃん
大丈夫だと思うよ!聞いてきてあげるね
あるのん
ええっ!?

と戸惑っている間におばちゃんはお店へ。

おばちゃん
大丈夫だって!何にするか決めた?定食にして味噌汁をあら汁ね!じゃあ言っとくから

──と、あれよあれよという間に何もかもが決まってしまった・・・ さすが朝市に毎日出店しているだけあって輪島の女性は行動が早いということなのか。

ということでお店へ干物2種を持ち込んで定食にしてもらうことになりました。

テレビクルーは既に他へ移動していましたが、某芸能人の方はお店に残ってお店の人と談笑しながら食事をされていて、「カメラがないところでもちゃんと食事するんだ・・・」と思ったし、ぼくらは奥の部屋へ通されたのですがその際も挨拶してくれたりして、ぼくの中では高感度が爆上げとなった次第です。

こ、これはあああ・・・

見た目からして美味しそうに見えるでしょ!?でもね・・・

うまいんだな、これが!!

フグの干物がすっごくおいしい。身が大きいし肉厚で身がぷるぷるしてて味付けもほどよくてフグの干物がこんなおいしいとは今まで知りませんでしたよ。

このご飯がまたおいしい。お米がおいしいかどうかって食事そのものを左右する要素だと思うので、これはいい朝食をいただきました。

味噌汁は追加料金であら汁にしてもらいましたがこれもまた良き。

のどぐろの干物は「脂したたるいい魚」といった感じで まさに白身魚のKINGの名に恥じないうまさ。いや~ご飯もあら汁も漬け物もおいしいし、最高の朝食がいただけました。

朝食が最高においしいってそれだけで幸せな一日になるというものではありませんか。

どうもごちそうさまでした!

食事後は輪島出身の永井豪先生の記念館を横目に見ながら──

朝市通りにある酒蔵で日本酒を購入していくスタイル。いろんなお酒がありましたがスタンダードな純米酒をゲットしてみました。

家に帰ってから飲んでみたら店構え同様「昔ながらの純米酒」という懐かしい感じの味がしました。

輪島プリン ラ・レーヴ

ラ・レーヴは2018年に老舗和菓子店の女性社員3名が中心となって誕生した洋菓子店。

 la rêves(ラ・レーブ)は「女性たちの夢」という意味が込められていて、能登プリンのプレーンテイストであれば能登の水・能登の卵・のとそだちの牛乳などが使用されているという能登推しっぷり。

今回は「ゆずぐると」をいただきましたが、これには「のとそだち のむヨーグルト」が使用されています。

むっちりとした官能的な食感とヨーグルトやゆずの爽やかな風味が後を引くおいしさで、これはまさに能登の食べ歩きを締めくくるにふさわしいデザートといえるでしょう。

輪島の朝市、めっちゃ楽しかった~!

またいずれぜひ訪れてみたいと思いました。「朝市」のワードにピクッとする人はぜひ行ってみるしかありませんぞ!

輪島 朝市

住所:〒928-0001 石川県輪島市河井町朝市通り

電話: 0768-22-7653(輪島市朝市組合※AMのみ)

営業時間:8:30~12:00

定休日:毎月第2・第4水曜日、1月1日〜1月3日(その他不定休あり)

駐車場:周辺10ヶ所に

駐車料金:一般車無料~300~500円※1000円以上の買い物で無料になる駐車場もあるなど駐車場によって違うので要チェック

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