大阪は本当に薄味好み!?薄味の極地「楊子江ラーメン 林記」を食す

こんにちは、富山人あるのん@_arnon_です。

事前に言っておくと大阪遠征のトリを飾るこの記事は、単に夜中にラーメン食べたよ~という内容であります。

ゲームのオフ会に参加したついでに(既にどっちがついでかわからんけど)大阪のグルメを堪能しようというもくろみでした。

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ぼくが今回予約したビジネスホテルは梅田駅から約10分ほどの距離にあって、まあ駅から近いし価格も安いのでそれなりに人気のホテルなんですけどね。

そのホテル名をオフ会に参加するYさんに伝えたところ、素敵なご指摘をいただきました。

Yさん
ホテル関西を検索してみたら、出るらしいぞ!大丈夫か!?あるのん!

えっ…!?出るって、まさか…アレ!?

言われてそのホテル名でググってみたところ、関連キーワードに素敵なパワーワードが並んでいました。

308号室でいったい何があった・・・

まったく、この世にオバケとかいるわけねえだろ。そんな非科学的なモンがこの世にいるのなら、ぜひお目にかかってみたいもんだぜ。じゃあぼくは先に部屋で寝てるからな。(死亡フラグ)

ではここで今回のオフ会に参加するために大阪へやってきた、県外勢の宿泊先となるホテルをご紹介しましょう。

愛媛のAさんFさん夫婦の場合

近鉄ホテルユニバーサル・シティ

超かわい~~♡(◍´ꇴ`◍)

きっと素敵な夢が見られるに違いありませんね。

部屋から見える風景

部屋からはUSJが一望できる景スポットとなっています。

USJでの楽しかった思い出が鮮やかに甦ることでしょう。

博多のYさんの場合

ホテルグランヴィア大阪

この上質なたたずまいはどうだ。

大阪駅に直結するホテルということもあり、この漂うハイソ感はただ事ではありません。

旅の疲れも瞬時に癒やしてくれることでしょう。

部屋から見える風景

大阪市中心部を一望できる絶景スポットとなっています。

中心部でここまで高く遠くを見渡せるところはなかなかレアでしょう。

富山のあるのん氏の場合

ホテル◯◯

シックな照明はまさにムード抜群。

トイレの下に落ちていた2本の髪の毛や部屋の片隅に落ちていた視認可能なレベルのゴミに、大衆的な親しみを感じずにはいられません。

部屋から見える風景

最上階の11階の部屋ということでインスタ映えは免れない。

さすが大阪の中心部、深いコンクリートジャングルに都会を感じずにはいられません。

そして大阪の陽は暮れていく

大阪の街は夜になるとまた違った顔を覗かせてくれます。

夕焼けの美しさはどの土地も変わらない。

飲み屋街の臭さすら思わずわくわくしてしまう。

ホテル近くで24時間営業のラーメン店を発見。

さすが大阪、富山では24時間営業のラーメン専門店ってないもんなあ。

しかし、いまいちラーメンのオススメポイントが読めないというか、口コミを見ても何を食べるべきか決めかねてしまいます。

ということで、あまり主張してなさそうなほうのラーメン屋に入ってみました。

楊子江ラーメン 林記

遠目からは主張してなさそうに見えたけど、近づいてみると「楊子江ラーメン」の文字が10個見られる猛アピールっぷり。

楊子江ラーメンは総本店から何店も暖簾分けされている人気店で、大阪にしかないお店とのこと。

「揚子江ラーメン」がなんて読み方なのかかなりググったけどまったく出てこなくて、「揚子江」だけでググってみたら「ようすこう」と読むことが判明。

「林記」はそのまま「りんき」っぽい。

メニュー

外観からは確かに中華料理っぽさを感じましたが、予想を上回る中華メニューの多さに驚きました。この品揃えでAM5:00までやってますからねえ。

お得なセットメニュー

お得な定食セットメニューですが、時間か書いてあったのでパッと見「ああ、ランチ限定かな」と思ったら、なんとPM6時~ラスト限定という謎の仕様。

このときはもうかなり食べて飲んでましたので、ラーメンのみを注文してみました。

ラーメン 680円

ぬおっ!!?

■スープ

こ、このスープは・・・・

お・・・お湯!!!!??

なわけはなく、鶏ガラでとられた超シンプルなスープでして、じんわりとした旨味を感じます。

とはいえ、この淡麗さはラーメンのスープとしてギリギリ成立するラインなのではないかと思いました。

これだけ淡麗な味だと、トッピングの水菜ですら存在感の強い味に感じます。

■麺

そ、そうめん!!!??

なわけはやはりなく、もちろんちゃんとしたラーメンの麺ではありますが、しかしこの超やわやわの麺はラーメンの麺としてギリギリ成立するラインのように思います。

チャーシューやお好みで入れられるフライドオニオンも存在感が強くなりますね。

いやあ、さすがは大阪!やっぱりこういう薄味が文化なんだなあ~と思って色々調べてみた結果、驚愕の事実が判明いたしました。

大阪は本当に薄味志向なのか!?

関東と関西でうどんの出汁を見比べると、関東は黒く関西は淡い色をしています。

なので関西のほうがあっさりしてると思いがちですが、関西で使用する薄口醤油のほうが濃口醤油より塩分濃度が濃いのです。

2013年放映の「月曜から夜ふかし」という番組で、関東関西のカップうどんの塩分濃度を調べてみた結果、関西のほうが塩分濃度が高いという結果が出ていました。

関西風に出汁の風味を強くすると塩分を強めにしないと味がピリッと決まらないということもあって、「関西人見た目だけ薄ければいい」なんてことも言わたりしているようです。

関東は出汁を残すのに対し、関西は出汁を飲み干すと聞きます。

これが事実であれば、結果的に関西のほうが塩分を多く摂取していることになるといえるのかもしれませんね。

そもそもなぜ関西は薄味志向?

江戸時代には商家に住み込みで働く丁稚奉公という少年たちが多くいました。

お給金こそ出ないものの商売のノウハウを学ぶことができ、衣食住も保証されていたといいます。

 

しかし食事の味付けを濃くするとより多くのご飯が消費されてしまします。

 

そこでケチな商人は「薄味にすればご飯の消費を減らせるだろう」ということで薄味になっていった・・・という説もあるようです。

まとめ

正直このラーメンで680円は少々お高い気もしましたが、立地や人件費を考慮するとこの価格になるのかな。

揚子江林記のラーメンは薄味の極地といえるような味でしたが、酔った身体に優しく染み渡るラーメンとして大阪の人に支持されています。

「大阪は薄味志向」は間違いではないと思いますが、一方で大阪人の二大ソウルフードであるたこ焼きやお好み焼きはこってこての濃い味ですよね。

「ホンマはどっちやねん!」と思わずツッコミ入れたくなりますが、この多様性もまた大阪の魅力なのかなと思いました。

大阪楽しかったーー!!!!また行くで~!

店舗情報

揚子江ラーメン 林希

住所:大阪府大阪市北区兎我野町9-15

電話:06-6365-1211

営業時間:11:00~翌5:00
定休日:無休

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