富山のブロガー3人が挑む！富山最凶の激辛ラーメン@エアーストリーム

ども、富山人あるのんです。

富山で最凶の激辛ラーメンが食べられるお店はいったいどこなのか。

その問いに応えられるラーメン店の筆頭として挙げられるのは『ラーメン エアーストリーム』であると、とある方から伺いました。

このお店は定番のニューテイスト味噌ラーメンをはじめ、味噌つけ麺やトマトラーメンも人気があるし、期間限定の『白えび味噌ラーメン』もリピーター間違いなしの出来栄えで、ラーメン好きにはたまらない人気店なのです。

「人は何ゆえ、激辛を求めるのか」

今回の記事は富山人三戦士が激辛ラーメンに挑んだ記録です。

富山で一番辛いラーメン店と言われる所以

なぜこのお店が富山で富山で一番辛いお店と言われているのかというと、辛さに上限がないことが挙げられるでしょう。

4辛+40円、5辛+50円、「10辛とかもできます」とあるように、1辛につき10円の計算で際限なく辛さを足すことができます。

参加メンバーの紹介

 

ちなみに、むぎっしゅさんもキリ実さんもブログをされています。(キリ実さんのブログは現在小休止中でインスタグラムメイン)

富山3人のブロガーが激辛に挑戦する絵面というのは、なかなかのものがありました。

開店直後の11時過ぎに入店。このときはまだお客さんはほぼいなかったので、我々3人は水場に一番近いテーブルを陣取ります。

水をがぶ飲みするあるのんにとってはまさにオアシス。給水の遅れは命の危機を招くことにもなりかねない、まさに生命線であるといえるでしょう。

緊迫するオーダーの瞬間

むぎっしゅさんが1グループ有効のトッピング券を持ってきてくれました。なんという有能っぷりでしょう！

トッピングを何にするか打ち合わせしていて「ニラスパイシー良さそうですね」と一瞬決まりかけたものの、「これから激辛ラーメンを食べるのにより辛くしてしまうのもどうか」と至極冷静な意見が出て厳かに却下されました。

そしてエアストでは麺の大盛りが無料なんですよ。

むぎっしゅさんもキリ実さんもデカ盛り勢なので、ごく自然な流れで「じゃ大盛りで」とか言ってるんですが、「量はともかく、麺が増えた分より辛さが持続するよな…」とぼくは独り冷静に思いつつも、村社会気質の才能あふれるあるのんにNOなど言えず、「じゃぼくも大盛りで…」と静かに乗っかることにしました。

お姉さん、めっちゃ驚いてました。

あの驚きっぷりには思わず目カメラのシャッターを押さざるを得ませんでした。なんなら集中線まで入ります。

むぎっしゅさんも辛味噌ラーメンの25辛を注文。

このヤムチャが、あんなスーパーサイヤ人らと戦えるかい！

ぼくはこのお店で辛いラーメンを食べるのは初めてです。

ちなみにこのお店によると

なんだそうで。他の2人が25辛にしたからなんとなく10辛にしたけど、10辛だって十分にブチ壊れた辛さのはず。

激辛ラーメンを食べ歩いたキリ実さん曰く、エアストの10辛は富山で一番辛いラーメンなんだそうです。

注文し終え、一息つこうと思った瞬間…

マスター「いらっしゃいませ、大丈夫ですか？＾＾」

とジェントルマンな微笑みを浮かべながら、マスターが厨房から顔をのぞかせてくれました。

この微笑みの奥には様々な感情が渦巻いているようにも思えます。

「こんな奴らが来たなんて腕がなるぜ」なのか、

「君たち、本当に作って大丈夫なんだろうね！？」なのかちょっと気になるところ。

 

しばらく待った後、マスター直々に運んできてくれました。

辛味噌ラーメン＆つけ麺

■辛味噌ラーメン10辛 880円+100円

見た目にはそんな辛いようには見えない。

■辛味噌ラーメン25辛 880円+250円

むぎっしゅさんの25辛。10辛と見た目には変わらないように見えます。

右があるのんの10辛、左がむぎっしゅさんの25辛、上がキリ実さんのつけ麺25辛。

中心にはむぎっしゅさんの『鶏そぼろごはん』。

ここでキリ実さんが、「今までで出た一番辛いラーメンは何辛ですか！？」とマスターに聞いてみたところ、

マスターは優しいほほ笑みを浮かべながら、25辛のラーメンの方向に無言で自らの右手を促しました。（所作もジェントルマンだ）

つまりこの25辛は、これまででエアスト歴代最凶の激辛ラーメンであるということです。

激辛ラーメンというより、華やかでとてもおいしそうなラーメンにしか見えません。

もっと真っ赤なイメージがあったので、これが本当に辛いのか！？と訝しげにスープを啜ってみたところ…

舌につけた瞬間まではおいしい味噌ラーメンでした。

その約0.2秒後、舌へ激痛が疾走する。

辛えええけぇ！！てか痛えええええ！！！！！

ひいいいいぃぃぃぃぃ………

しっかり10辛していました。

「まだ味のわかるうちに」と、むぎっしゅさんのとキリ実さんのスープを味見させてもらったところ、「あれ？あんまし辛さ変わらない？てかあんま辛くない？もしかして逆なんじゃ…」と一瞬思いましたがそんなはずはなく、既に舌がやられてしまったのかもしれません。

ヤムチャの舌、無事死亡

つけ麺のスープ。スープは暖かくて、麺は冷麺。(温かい麺にもできる)

10辛の辛味噌ラーメンと見た目にはほぼ変わらないものの、ラーメンのほうが油が多く見えます。

このプリプリの麺、これがより激辛を際立たせています。

いや、この麺をすする瞬間が一番辛かった。麺が熱くて激辛に感じるし、雑にすすって口の周りにスープが付いたら痛くなるので、丁寧にすすらなくてはいけません。

普段はあまりラーメンで汗をかかないぼくですが、このときばかりは結構汗をかきました。多分冷や汗のほうが多かったと思う。あと鼻水の量がヤバい。

むぎっしゅさんは、タオル持参で汗を拭いていました。さすがベテランは違う。

キリ実さんはというと、汗をかくこともなく涼しい顔で黙々とつけ麺を食べています。すげえ…

3人とも激痛と戦っているので黙々と食べるも、時々思い出したように会話が入り、そしてまた静かに…というループでした。

ガチ水飲み勢としては、ガブガブ飲んでいきます。他のお2人はあまり飲んでないですね。

「水は辛さが増してしまう」とよく言われますが、個人的には常にちょっとずつ飲んでいればかなり楽にはなると思うし、カプサイシンが体内で薄まるのではないかという期待もあります。

ぎゃあああっ！！水がなくなったああああ！！！！

ほい、2秒弱で水を交換。

F1のタイヤ交換より早え…と思ったら、最速記録で1.92秒とかいうのがあるのでほぼ変わらなかった。

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そしていよいよ、皆食べきるまでに時間はかかったけれど…

全員スープまで完飲。

そもそもつけ麺のスープって全部飲み干すものなのか？とふと疑問に思ったものの、さすが立派なファイティングスピリットをお持ちです。

この完食後の写真を撮っていたところ、

先ほどとは別のお店のお姉さんから

すご～～～～い！！！！！

と、またもや驚かれていましました。いやあ、それほどでも～＾＾←ヤムチャのくせに

そしていよいよお店を出ようとする時、店内はもう満席で待ちもできています。そんな忙しい中、マスターがひょっこり顔を出し、こちらへ向かってにこやかに一言、

 

「お疲れさまでした！」

 

マスターは最後までジェントルマンでした。

食べ終えて

「人は何ゆえ、激辛を求めるのか」

その答えは正直わかりませんでしたが、妙な達成感だけはあります。完食後、彼らとガッチリ握手を交わしたい気持ちでいっぱいでした。

ぼくだけヤムチャだけど。

10辛ラーメンを食べていて最後にスープだけ残ったので飲み干そうと飲んでいたのですが、スープだけなら全然辛くなくなっていました。これは辛さに慣れたのか脳がスイッチを切ったのかわかりませんが、ここでふと思いました。

「これなら25辛いけんじゃね？」

いや、むしろこっそり30辛を食べにくれば彼ら2人を出し抜くことができるのではないか、という悪魔的思考が頭をよぎったのです。

「よし、やったるか………」

そう決意しかけた瞬間、彼らから次のようなメッセージが発せられました。

 

 

 

ぼく「・・・・・・」

 

あるのんはそっとスマホの電源ボタンを押し、質の悪そうなアルコールをかっくらったのでした。

 

ぼくはエアストに向かう際、コンビニでちゃっかり『おいしい牛乳』500mlを買って飲んでいたおかげか、丸一日お通じは痛かったものの胃が荒れることはありませんでしたが、皆さんはどうかくれぐれも無茶はなさらないようにしてくださいね。

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